イヴ・トゥモア、最新アルバム『Heaven To A Tortured Mind』より新曲「Kerosene!」をリリース

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先ごろ、最新作『Heaven To A Tortured Mind』のアナウンスをすると同時に「Gospel For A New Century」のミュージックビデオを公開し、Pitchfork、Stereogum、NPR、New York Times、HypeBeast、Dazed、FACTといったメディアから、今年最もエキサイティングなリリースとして取り上げられるなど、各方面からの期待が高まるイヴ・トゥモアが新曲「Kerosene!」をリリースした。


「Kerosene!」で表現されている型に収まることのない創造性は、まさに新たなポップアンセムの誕生を感じさせる。ファジーなギターリフ、ビヨンセとのコラボでも話題となったダイアナ・ゴードンの美しい歌声、そしてイヴ・トゥモアの唯一無二な歌声は、90年代のオルタナティブミュージックが持っていた力強さを思い起こさせると同時に、2020年代でしか存在し得ない多様性を含んでいる。

その評価を決定づける鋭利な実験性はそのままに、サイケロックとモダンポップの絶妙なバランスをさらに追い求めた本作『Heaven To A Tortured Mind』では、共同プロデューサーにスカイ・フェレイラやアリエル・ピンク、チャーリーXCXらを手がけるジャスティン・ライセンを迎えている。2018年の最高点となる9.1点でPitchfork“BEST NEW MUSIC”を獲得したのを筆頭に、New York Times、Rolling Stone、FADER、NPRなどの主要メディアがこぞって絶賛するなど、その年を代表するアルバムとして最高級の評価を得た前作『Safe In The Hands Of Love』。その音楽性についてThe Wireは「ここには、フランク・オーシャンとジェイムス・ブレイクが探ってきたものの手がかりが確かに存在するが、何よりもイヴ・トゥモアは黒人のレディオヘッドという装いが、自分に合うかどうかってことを試して遊んでいるのかもしれない」と解説している。昨年は<Coachella><Primavera>などの大型フェスにも出演を果たし、多くのファンを獲得しているイヴ・トゥモア。抽象に意味を与え、不協和音すら調和させ、現実の定義を壊す。哲学めいた制作アプローチを経ても聴くだけで思わず惹きつけられるずば抜けた表現力と音楽性の高さにはますます磨きがかかっている。

また、現在イヴ・トゥモアはUKでのムラマサのサポートを終え、イヴ・トゥモア&イッツ・バンドとしてのヘッドライナーツアーを開始しており、今までのマイク一本で行ってきたスタイルからさらにスケールアップしたパフォーマンスを世界中で披露する予定となっている。

イヴ・トゥモアの最新作『Heaven To A Tortured Mind』は、4月3日 (金)に世界同時でリリース。国内盤CDには、ボーナストラック「Folie Simultanée」が追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。アナログ盤は、シルバー盤仕様と通常のブラック盤仕様の2種類が発売される。


『Heaven To A Tortured Mind』

2020年4月3日(金)リリース
BEAT RECORDS / WARP RECORDS
国内盤CD BRC-635 ¥2,200+税
国内盤特典:ボーナストラック追加収録 / 解説書・歌詞対訳封入

■TRACKLISTING
1. Gospel For A New Century
2. Medicine Burn
3. Identity Trade
4. Kerosene!
5. Hasdallen Lights
6. Romanticist
7. Dream Palette
8. Super Stars
9. Folie Imposée
10. Strawberry Privilege
11. Asteroid Blues
12. A Greater Love
13. Folie Simultanée (Bonus Track for Japan)

◆BEATINK オフィシャルサイト
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