ザ・ビートルズの新ドキュメンタリー映画『Get Back』、ディズニー配給で9月に公開

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(C) Apple Corps Ltd

ピーター・ジャクソンが監督したザ・ビートルズの新ドキュメンタリー映画『The Beatles: Get Back』の配給権をウォルト・ディズニー・スタジオが獲得したという。

◆ザ・ビートルズ画像

ディズニーは3月11日、「あの伝説のバンドの未発表映像をフィーチャーしたピーター・ジャクソンの『The Beatles: Get Back』ドキュメンタリーが、2020年9月4日、劇場に(*北米)」とつぶやいた。



ジャクソン監督には、1969年1月マイケル・リンゼイ=ホッグ(1970年公開の『Let It Be』を監督)により撮影されたスタジオ内でのザ・ビートルズを捉えた55時間以上の未発表映像と140時間におよぶほぼ未発表のオーディオが提供され、これまでとは違う視点で“Let It Beセッション”が描かれた。

監督は以前、「現実は伝説とはとても違うことを発見した。確かに感情的になっている瞬間もあった。でも、長い間連想されていた不和ではない。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴが一緒になって、ゼロからあの名作を生み出していくのを見るのは魅力的というだけでなく、面白くて高揚感があり、驚くほど親密だ」と話している。

また、1月にUniversal Musicのショウケースで、数分間、プレビューされた際、Apple Recordsの代表ジェフ・ジョーンズは「我々は“Let It Beセッション”はザ・ビートルズにとどめを刺したという通説を覆すであろう新しい映画を作った」「ヴィジュアル的にも気持ちの上でも、より明るい。ザ・ビートルズがジョークを飛ばしたり、お互いをからかったり、ふざけたアクセントで歌ったりする場面がいっぱいある」「ザ・ビートルズのファンはこの映画に冷静ではいられないだろう」とコメントしていた。

Ako Suzuki
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