【インタビュー】HYDE、2020年第一弾シングル完成「次のステップに行くために」

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■アメリカのシーンに
■完全に合わせるつもりはない

──では、今回のシングルを皮切りとした、2020年の展望は?

HYDE:去年とそんなに変わらないですけど、アメリカでのベストなツアーブッキングを獲得しつつ、そこに他の予定を合わせていくことをメインに考えてます。もちろん、次のアルバムに向けて曲作りも始めていきますよ。隙あらば曲作りを(笑)。

──サウンド的には?

HYDE:もっとハードでアグレッシヴになると思ってたけど、ライトでポップな感じの「BELIEVING IN MYSELF/INTERPLAY」で2020年が始まってしまったという感じかな。でもね、そういう意味では今後、よりハードになる予定だから、もっと驚かせるかもね。

▲HYDE

──おお、それは楽しみですね。とはいえ今回の2曲は、エレクトロな肌触りにポップな印象を抱きつつ、楽曲全体の勢いはかなりアグレッシヴだと思います。

HYDE:うん。ライヴですごく盛り上がると思う。それは作っている時から考えてましたけどね。

──やはり曲作りの際は常に“ライヴ”が念頭にあるんですね。

HYDE:アッパーな感じにしたいですよね。ライヴでお客さんがいかに盛り上がるかっていうのが僕らの目安でもあるから、そういう曲でありたいと思ってますね。だからデモ音源を作ってもらう時も、“ライヴで盛り上がることを前提にしたヘヴィな曲”ってオーダーをしてます。

──国内外の次のツアーも楽しみですが、2019年は恒例の<HALLOWEEN PARTY>が開催されなかったので、2020年の開催に期待をしてしまうんですけどね。

HYDE:そこはなかなか優先順位的に難しいんですけど、逆に3~4年後に<HALLOWEEN PARTY>が戻ってくるほうが盛り上がるかなと思うんですよ。“いつもあると思うな、<HALLOWEEN PARTY>”(一同爆笑)。ただ、DAIGOがいつも楽しみにしてくれてるんでね、申し訳ないなっていう気持ちだけはあります(笑)。

──今は、邦楽シーンをあまり意識していない感じもありますか?

HYDE:国内フェスに出演する時は、日本のバンドを観たりはしますけどね。

▲「BELIEVING IN MYSELF/INTERPLAY」

──たしかに、フェスやイベントでは他のバンドを熱心に観ているHYDEさんの姿をお見かけします。

HYDE:チャートとかは僕、本当に全然知らないんですけど、ヒゲダン(Official髭男dism)の、“♪グッバイ、タラ~ラ、タ~ラ~ラ~”って曲 (「Pretender」)はいい曲だなと思いました。もともと聴いたことはあったんだけど、この間、マイファスのHiroが歌ってくれたんですよ。他にも何曲か歌ってたんだけど、その歌はずっと頭に残ってますね。僕の誕生パーティーみたいな感じで、5~6人でカラオケが置いてあるバーへ行ったんだけど、Hiroしか歌ってなかった(笑)。

──他にもミュージシャンがいらっしゃったんですよね?

HYDE:いたいた。ジェジュンとかもいたんだけど、みんながHiroに“これ歌って、あれ歌って”みたいな感じでいろいろな曲を入れられて歌わされてた(笑)。でもすごく上手に歌うから、本人もまんざらでもないっていうか、イヤイヤ歌ってるわけではない感じ(笑)。僕、上手いでしょって感じで歌うから(笑)。

──あざとカワイイですね(笑)。

HYDE:そう。ちょっとムカつく(笑)。

──ははは。それにしてもみなさん仲が良いんですね。そうやってミドルチューンをキャッチする感覚も持ちつつ、発信する音楽はあくまでもライヴで盛り上がるアグレッシヴでヘヴィな楽曲が、今のHYDEさんですか?

HYDE:アメリカでウケる曲って、ミドルテンポが多かったりするんですよ。そこは日本のロックシーンと合致してないところかもしれないですね。僕自身、テンポが速めのほうが好きなんですよ。だからアメリカでウケると思えなかったとしても、少しテンポは上げるようにしてます。アメリカのシーンに完全に合わせるつもりはないというか。

──映画『パラサイト』のアカデミー賞受賞を筆頭に、アジアカルチャーに世界の目が集まりつつある流れが、日本発信のロックにも波及すればいいですね。

HYDE:そうですね。アカデミー受賞は素晴らしいことだと思います。ロックで世界を目指すためには、日本らしい歌い方はもちろん存在していていいんですけど、世界基準の歌い方が必要。それをやらないと世界との格差は広がる一方だと思う。そういう意味では韓国は国策として何十年も前から海外制作陣でK-POPをプロデュースしているから、かなりクオリティが高い。日本人は今からやり始めても、この先10年はかかるんじゃないですか。

──ダンスやアイドル系はそうかもしれませんが、日本のロックはHYDEさんに期待しています。

HYDE:ま、そこはTaka (ONE OK ROCK)に任せますけど(笑)。

──ははは。いや、「アメリカのシーンに完全に合わせるつもりはない」という言葉に自信のようなものも感じてますので。

HYDE:やっぱり、日本人も好きな曲、もちろん僕自身も好きな曲でないとね。日本でもアメリカでも、ライヴが盛り上がるように。

取材・文◎早川加奈子
撮影◎田中和子


■両A面シングル「BELIEVING IN MYSELF / INTERPLAY」

2020年3月18日(水)発売
【初回限定盤 (CD+DVD)】UICV-9321 ¥2,200(税込)
【通常盤 (CD only)】UICV-5083 ¥1,320(税込)
1. BELIEVING IN MYSELF
「東京マラソン2020」イメージソング
2. INTERPLAY
「パチスロ真・北斗無双」テーマソング
▼DVD収録内容 ※初回限定盤
「BELIEVING IN MYSELF」Music Video
「BELIEVING IN MYSELF」Documentary
「INTERPLAY」Music Video
「BELIEVING IN MYSELF」Documentary


▲「BELIEVING IN MYSELF」ジャケット


▲「INTERPLAY」ジャケット

【MONSTERS CHANCE概要】
▼Aコース
「2020年開催ライヴリハーサル見学」ご招待
2020年に行われるライヴのリハーサル見学にご招待。参加ご希望の開催地を選んでご応募ください。
・東京 100名様ご招待
・名古屋 50名様ご招待
・大阪 50名様ご招待
※日程、会場等の詳細は未定。決定次第発表されます。
▼Bコース
「HYDE 直筆サイン入り「BELIEVING IN MYSELF / INTERPLAY」告知ポスター」
・100名様
※上記コース共に、応募者にはもれなくデジタル壁紙をプレゼント
詳細: https://www.universal-music.co.jp/hyde/news/2020-03-02/

▼「BELIEVING IN MYSELF」単曲先行配信
2020年2月26日(水)配信開始
https://umj.lnk.to/hyde_bimPR

■HYDEサイン入り PHOTOプリント・プレゼント キャンペーン概要


【応募資格】
・日本国内にお住まいの方
・Twitterアカウントをお持ちの方
・BARKS編集部 Twitterアカウントをフォローしていただける方(既にフォローしていただいている方も含みます)
・BARKS編集部 Twitterアカウントから投稿される応募用のツイートをキャンペーン期間内にリツイートした方
※必ずご自身のアカウントを“公開”にした状態で参加ください。アカウントが非公開の場合は参加とみなされません。
※ダイレクトメッセージを受信拒否設定している場合、参加とみなされません。

【賞品名・当選人数】
賞品:HYDEサイン入り PHOTOプリント (※A4版)
当選人数:計2名様

【応募方法】
1. BARKS編集部 Twitterアカウント「@barks_news」をフォローしてください。
2. BARKS編集部 Twitterアカウントから下記キャンペーン期間中に投稿されるキャンペーン応募用の投稿をリツイートしてください。
3. キャンペーン応募用の投稿に、賞品ご希望のバンド名をリプライください。
4. 上記で応募は完了となります。
※フォローを外すと応募権利がなくなりますのでご注意下さい。

【応募期間】
2020年4月30日(木)23:59まで

【当選発表】
Twitter DMにて当選のご連絡と専用フォームのURLをお送り致します。
専用フォームで必要事項を入力ください。

【ご注意事項】
転売(不特定多数への転売、オークションなどを含む)目的でのご応募は、ご遠慮願います。

【個人情報取扱い】
お客様からいただいた個人情報は、賞品の発送及び、サービスの開発や、個人を特定しない統計資料、当該プレゼント/モニタにおける商品の発送、 及びそれにまつわるサポートのために利用いたします。
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詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。


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