オジー・オズボーンのプロデューサー、新型コロナウイルス陽性で注意を喚起

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オジー・オズボーンのニュー・アルバム『ORDINARY MAN』をプロデュースしたアンドリュー・ワットが新型コロナウイルスの検査で陽性だったことを明かし、そう診断されるまでの経緯や「若いから関係ない」と考えている人たちへ警告を発した。

◆アンドリュー・ワット画像

ワットは火曜日(3月17日)、「昨日、僕はCOVID-19陽性との結果を知らされた」と告げ、「いま世界中で起きていることがどれだけ深刻か伝えたい」と、ここに至るまでの経緯を説明した。

「12日前、3月6日の早朝、僕はバスにひかれたかのように感じ始めた。数日間、ベッドから出られず、熱が出始めた。家で医者に診てもらうと、一般的なインフルエンザだと言われた。国外に出ておらず、スタジオと家を行き来していただけだからCovid-19にかかっているわけがないと。一緒に仕事をしていた友人たちや身近な人たち全員に、僕はインフルエンザにやられ、自己隔離すると伝えた…彼らの誰も鼻さえすすっていなかった」

そして、タミフルなどの薬を飲み熱を下げようとしたが、寒気や汗、熱がおさまることはなく、妄想に取りつかれ、空咳をするようになったため、救急救命室に駆け込んだという。「この“インフルエンザ”は一向によくならないからCOVID-19検査をして欲しいって頼んだんだ。でも、連邦規制基準により断られた。何とか頼み込み、胸部のX線検査はしてもらえた…結果はウイルス性肺炎だった…でもまだ…検査はなし」

「かかりつけの医師がようやく検査してくれて、昨日の午後、Covid-19陽性とわかった…」

現在、熱に関してはずい分改善し、食欲も出始めたが、肺炎のため呼吸がしづらく、酸素機器を使用している状態だという。「僕はいま29歳だ。健康な若者で、これが何であれ乗り越えることができるだろう。完治する…。でも…僕の周りや世界には、年齢や免疫不全のために乗り切れないかもしれない人たちがたくさんいる…だから、僕はこれを書いているんだ」

「これは冗談ではない。家にこもり、衛生的な状態でいてくれ。これが収まるまで、全てを止め、自分自身や愛する人たちを気遣って欲しい。“若いから影響ない”というメンタリティーは全くもって愚かで、周りの人を危険にさらす。人と距離を置き接触機会を減らすのは、誰かの母、父、祖母を守ることになる…君だけの問題じゃない。みんなで一丸となり闘おう。安全でいて欲しい。これまでになく…。オーケー、僕はメン・イン・ブラックIIIに戻るよ」



ワットのインスタグラムには、お見舞いや、情報を共有してくれたことへの感謝の言葉がたくさん寄せられている。

Ako Suzuki
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