アリス・クーパー、ツアー延期で「その時間にアルバムを完成させる」

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3月末から開催予定だったツアーを、新型コロナウイルスの影響により秋に延期したアリス・クーパーは、空いた時間、ニュー・アルバムの仕上げに取り掛かるそうだ。

◆アリス・クーパー画像

彼は、「俺らのマネージメントが延期した公演の調整に取り組む一方、俺はニュー・アルバムの仕上げにかかる。完成間近なんだ」と、『Rolling Stone』誌に話した。アリス・クーパーは昨年秋、彼のホーム・タウン、デトロイト・シティのガレージロック・ヒーローに敬意を表し、カバー・ソング6曲を収録したEP『Breadcrumbs』をリリースしているが、スタジオ・アルバムは2017年発表の『Paranormal』以来となる。

昨年11月には、その新作について「『Breadcrumbs』は、君らを次のアルバムに導くようなものだ。ニュー・アルバムは全てオリジナルの曲だ。オリジナルの(アリス・クーパー・)バンドがプレイする。俺らは、The O.G.’sって呼んでる。オリジナルの連中だ。2、3曲、彼らと作った曲がある。それに、いつもは行かないようなところへ行ってる。なぜなら、いつもとは違うライターたちと作ってるからだ。俺は気に入ってるよ。これはアリス・クーパーらしいアルバムだが、いつもとは違うフレーバーがあるだろう」と話していた。

5月30日から開催予定の北米ツアーについては、まだ言及されていない。

アリスは、新型コロナウイルスに世界が揺れるいま、「俺らは共にある。エンターテイナーだろうがファンだろうが、金があろうがなかろうが、男でも女でも、年寄だろうが若かろうが。俺らは一緒にこれを乗り越える。そうすれば、俺らは元の道に戻り、自分が愛することができる」と鼓舞している。



Ako Suzuki
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