ギブソン、新型コロナウィルスの影響を受けているミュージシャンをサポートするプログラムをスタート

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ギブソンが新型コロナウィルスの影響を受けている各国のミュージシャンをサポートする新たなプログラム「Home Made Music」をスタート。音楽の力で世界中の音楽ファンとつながり、現在の難局をともに希望を持って乗り越えていこうとするプログラムで、アーティストのパフォーマンスやインタビューなどをギブソン、エピフォンのツイッターやYouTubeチャンネルを通して視聴&シェアできるようにする。

ギブソンのChief Merchant Officer(CMO)のセザール・グイキアンはこうコメントする。

「これまで音楽業界を牽引してきたブランドとして、我々は世界各国のレジェンド・アーティスト、新人アーティスト、音楽ブランド、業界のパートナーに呼びかけて、新たにギブソン『Home Made Music』というプログラムをスタートしました。これは、(音楽の力で)世界中の音楽ファンとつながり、現在の(コロナウィルスの)難局を共に希望を持って乗り越えていこうとするプログラムです。」

ギブソンのEntertainment Relationsのグローバル・ヘッドであるベス・ハイトはこうコメントしている。

「この『Home Made Music』プログラムの趣旨は、現在(コロナの影響で在宅を余儀なくされている)ミュージシャンや彼らが取り組んでいる音楽プロジェクトを迅速に支援していくことです。具体的には、世界中のアーティストのパフォーマンス、インタビューやトークなどを、ギブソンとエピフォンのすべてのデジタル・プラットフォーム(ツイッター、インスタグラム、フェイスブック、YouTubeのGibson TVチャンネル)を通して、視聴やシェアができるようにすることです。我々のできることとして、皆と協力して音楽コミュニティに(音楽の力で)希望、インスピレーション、そして喜びを届けたいと思います。YouTubeのGibson TVチャンネル内の“Home Made Sessions”では、ギブソンやエピフォン・アーティスト達のエクスクルーシブなフル・パフォーマンスを楽しむことができます。ぜひ、ギブソン、エピフォン、クレイマーのアーティスト達の出演するパフォーマンス、励ましや温かいメッセージをチェックしてみてください。」


▲Gibson TVチャンネルでは多くのアーティストのパフォーマンスやメッセージを見ることができる。

アーティストからのメッセージも数多く寄せられている。

●スラッシュ
「私が最初にギターと出会ったのは、英国のストーク・オン・トレント市に住んでいた子供の頃。私にとってギターは、ロックンロールには欠かせない最もエキサイティングな要素で、ロックンロールこそ私が幼少時代に影響を受けた音楽なんだ。私の父は、筋金入りのロック・ファンだったし、叔父さんもロックンロールに関してはとても熱を入れていたね。それが私にとってロックへの入り口だったんだ。……自分の感情表現にはギターがぴったりなんだよ。」

●ビリー・ギボンズ(ZZ TOP)
「皆さんにぜひギブソンの新しいプログラムHome Made Musicシリーズをチェックしてほしい。さらに、それらに自分の好きなテイストを加えて楽しんでくれても良いね。あと、くれぐれも体に気を付けて過ごしてください!」 

●ウォーレン・ヘインズ
「先が見えなくて不安な時には、音楽こそ皆が必要としている癒しと安心感を与えてくれるんだ。音楽は皆を一つにつなげる。それがたとえ今のように“ソーシャル・ディスタンス”で離れている時でも。」

●リジ―・へイル(ヘイルストーム)
「あなたがどこにいようとも、音楽は言葉を超えた共通言語。音楽を作ったり、聞いたりすることで皆が繋がっていられる。それこそ、これまで以上に今皆が必要としていること。今はみんな体に気を付けて家で過ごしましょう。そうすれば、皆でこの難局を乗り越えることができるはず。」

●ジャレッド・ジェイムス・ニコルス
「このような予期していなかった事態だからこそ、皆少し落ち着いて人生で何が本当に大切なのか見つめなおす必要があると思う。日々の悩みから少し離れて、いつもより大きな考え方をしてみるといいよ。私にとって、愛する人達と一緒に過ごして、ギターを弾くことが最高に幸せなこと。こういう時だからこそ、それを楽しもうと思っているよ。音楽を通じて献身的に皆をつなぎとめようとしているギブソンの仲間達には愛しかないよ。」

ギブソンは、アーティストや業界のパートナーと共にレコーディング・アカデミーによって設立された基金“MusiCares”を支持している。Gibson TVは“MusiCares”にコロナウィルスの影響から新設された“COVID-19”救済基金も積極的に支援していく。この基金は、ミュージシャン、プロダクションのスタッフ、音楽業界に従事するスタッフやクリエーターに対する経済的な支援を提供するもの。詳しい情報やMusiCares COVID-19救済基金への寄付に関する問い合わせ先は、下記リンク「COVID-19 RELIEF FUND FAQ」で確認できる。

ギブソンは以下のメッセージでこの発表を締めくくっている。

「ギターを演奏したり学んだりすることは、心身に演奏の後ですら良い影響を与えることがわかっています。モントリオールのマックギル大学の神経学の研究から、ギターを弾いたり音楽を聴くことが脳内物質に変化をもたらし、気分を良くするドーパミンを放出させることがわかっています。ストレスや不安の軽減、新しいスキルの習得、集中力や自信を高め、さらにIQレベルを上げる(チューリッヒ大学の研究による)などは、音楽を演奏することから得られる多くの利点の一部に過ぎません。

今こそ皆が体に気を付けて家で過ごす時なんです。ギブソンは、今後世界中の楽器販売店やディストリビューターのネットワークと連帯して、ミュージシャンへの寄付活動、プロモーション活動、支援活動に取り組んでまいります。」
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