【コラム】YouTube動画には広告を~BARKS編集部の「おうち時間」Vol.013
#stayhomeを合言葉に、ミュージシャンも自宅から音楽をクリエイト、ソーシャルで音をつないだり過去のパフォーマンスを公開したりと、いろんな音楽コンテンツが猛烈な勢いでネット上に公開されている。Superflyや浜崎あゆみ、B'zのライブ映像作品のYouTube公開も、ここ最近の大きなトピックスのひとつだった。
まだまだウイルスの猛威は予断を許さない状況だし、経済の疲弊もますます深刻度を増している。そんな状況下だからこそ、多くのアーティストやタレントは、#うちで過ごそうをテーマに公開するYouTube動画に対し、いわゆる広告を入れていない。「おいおい、みんなで頑張ろうぜって言っときながら広告でマネタイズかよ」と炎上するのも不本意だろうし、そもそも端っから広告を入れるつもりもないのだろう。
でも、ほんとにそれでいいのかな…と思ったりもする。心からのメッセージであり熱い思いが込められている動画であればこそ、多くの人に届いて欲しいものだし、きっとそれはソーシャルの波に乗ってもっともっとたくさんの人へと伝播していくだろう。だからこそ、そこに広告が載り、僕らファンや音楽好きが見ることで広告がバンバン表示されれば、少しでも経済が回りだす一助になりはしないか。
金儲けはしたくないというのであれば、そこで得た広告収入をcovid-19で悲鳴を上げている医療施設や対策機関に寄付するのも妙案だ。もし再生時にそのような意思が明示されていれば、僕らは喜んで広告を受け入れたい。#stayhomeで我慢することしかできることがなく、世の中に対して積極的な手助けや寄与もできないことに無力感を覚える僕ら一般人でも、こんな形で世に貢献ができるなら、ちょっとは晴れ晴れしい気持ちになれるかもしれないじゃないか。
さあ、たくさんのYouTubeをみて、たくさんの広告を回そう。今回は、「淡麗グリーンラベル」の新CMでもお馴染み、みんな大好きあいみょんの「マリーゴールド」しばりで、#stayhomeを堪能するのだー。
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文◎烏丸哲也(BARKS / JMN統括編集長)
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