BAROQUE、自宅で制作した新曲「STAY」完成版を配信

BAROQUEが4月25日0時に、新曲「STAY」の音源配信をスタートする。

◆動画

本作は4月3日にデモ音源を用いて緊急公開した映像が示す通り、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、怜（Vo）と圭（G）が自宅から外に出ることなく、インターネット上での遠隔コミュニケーションを重ねて生み出した曲。全編英詞の歌詞は2人の共作である。


このたび配信スタートする完成版の音源は、透明感ときらめきに満ちたドリーミーな音像と、軽やかに脈打つようなEDMのビート感が心地よい仕上がり。ミックスとマスタリングに至るまで圭が担当、全工程を自宅で完結させた。ベースには、サポートメンバーとしてお馴染みの高松浩史（THE NOVEMBERS）が参加している。

“Stay”という呼び掛けで始まる歌詞は、大切な人を失いかねない状況に警鐘を鳴らすと同時に、そうならないために今できることを呼び掛け鼓舞するような、明暗両面を併せ持つ。強いメッセージ性と静かな祈りが共存するこの曲は、明るくポップでありながら多面的。心に真っ直ぐ届いてくる怜のヴォーカルと、多彩な音色で歌うような圭のギターは、いずれも生命力に満ちている。


また、ファン参加型の「STAY」ミュージックビデオも現在編集中とのこと。Twitter、LINEのOPENCHAT（オープンチャット）機能を活用し、「自分の大切なもの、守りたいもの、好きなもの」などの画像やコメントの募集が行われている。自粛要請による閉塞感が広がる中、自分の内側にある光に気付かせてくれるようなテーマ設定に、ファンは多数の投稿で応えている。

発案段階で、圭がメンバーを代表してTwitcasting（ツイキャス）を実施、ミュージックビデオ制作への参加協力をファンに相談するプロセスもあった。直接対面することは無くとも、完成版のミュージックビデオを観れば、共につくりあげた実感が湧き起こることだろう。こちらは近日公開予定となっている。