日山豪、自動BGM生成システム「AUTOMATIC BGM GENERATOR」公開

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DJ/サウンドデザイナー/アーティストとして知られる日山豪が、モビリティメーカーのアルパインマーケティング株式会社、デジタルエージェンシーの株式会社シフトブレインと共同で昨夏より開発を進めてきた自動BGM生成システム「AUTOMATIC BGM GENERATOR」を、だれでもブラウザ上で利用できるオンライン版にて公開した。

「AUTOMATIC BGM GENERATOR」は、「音楽」という大きな単位ではなく、それを分解したような小さな単位の「音のカケラ」を、プログラムが自動的かつランダムに構築することで、無限のバリエーションを持った「BGMを半永久的に生成するシステム」。今回は、この自由な外出が難しい現在の状況において、お出かけを我慢し戦ってくれている人々に小休止としての音楽を届けたいとの想いが込められているそうだ。


サウンドデザイナーである日山豪は、音楽における制作方法や再生方法をプリミティブな視点から考え、音楽との新たな関わり方を模索する中、「バックグラウンドミュージック(BGM)」の可能性に着目。昨年よりアルパインマーケティング、ECHOES BREATH、SHIFTBRAIN、kusabiとの4社合同で「ループすることのないBGM」の開発を進め、今回のリリースに至った。

「音のカケラ」をランダムに重ね半永久的につなげていくという、とてもシンブルなプログラムだが、そのカケラは音楽家により不快な音を発さないよう緻密にデザインされており、心地よい音楽を奏で続ける。今回は、日山自身がフィールドレコーディングにより採集した川のせせらぎや鳥の声に加え、そのほか様々な効果音、ピアノや木琴などの楽器が再生され、リラックス効果やお出かけした記憶などを想起させるようデザインされている。

プログラムが箱だとすれば、音は箱に入れる中身。どのような音を入れるかで目的や用途に合わせた表情の全く異なるBGMを生成することが可能となる。「AUTOMATIC BGM GENERATOR」は、「楽曲がかかっていると煩わしいが無音だと寂しい」といった均整のとれたサウンドスケープが求められる空間で効果的なシステムとも言える。各種店舗やオフィス空間、マンションの共用部などへの適用が期待される。

◆「AUTOMATIC BGM GENERATOR」 オフィシャルサイト
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