ノラ・ジョーンズ、ニューSGは「世の中の“今”の一部を代弁している気がする」

ノラ・ジョーンズが、ニューシングル「トライン・トゥ・キープ・イット・トゥギャザー」を4月29日にデジタルリリースした。

◆「トライン・トゥ・キープ・イット・トゥギャザー」視聴＆ノラ・ジョーンズ ジャケット写真


「トライン・トゥ・キープ・イット・トゥギャザー」は、ピアニストのトーマス・バートレットをプロデューサーに迎え、共に作詞作曲をして書き下ろされた作品。同曲は6月12日に発売となるノラの約4年ぶりのオリジナルソロアルバム『ピック・ミー・アップ・オフ・ザ・フロア』のボーナストラックとして制作されたものだが、新型コロナウイルス感染症の影響によって外出自粛が続く現在の世界的状況を受け、ノラ本人の強い希望でシングルリリースされるに至った。


楽曲では、“自分たちらしくいるために、静かに人と人とのつながりをつなぎとめたい”と願う気持ちが歌われており、「つなぎとめていたい（Trin’ To Keep It Together）」という意味の歌詞が繰り返し登場する。

ノラは今回のリリースに関して「最初はアルバムに入れるには少し寂しい感じがしたから、世に出すにはボーナストラックがぴったりだと思っていたのだけれど、今はこの曲が世の中の“今”の一部を代弁しているような気がするし、私の今の願いもそのままね。聴く人が共感してくれると嬉しいわ」とコメントしている。

ノラは現在、YouTubeを使って、不定期で自宅よりミニコンサートをライブ配信している。こちらでは「サンライズ」「カム・アウェイ・ウィズ・ミー」などの代表作から、ニューアルバムに収録される「アイム・アライヴ」「ハウ・アイ・ウィープ」、そしてリクエストされたカヴァー曲も披露。YouTubeチャンネル「Norah Jones All A Dream」では、過去の配信のアーカイブ動画が公開されている。

また、AppleMusic、Spotifyでは、「癒しのノラ・ジョーンズ」という新しいプレイリストが公開されている。