アフロビートの創始者の1人、トニー・アレンが死去

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ナイジェリア出身のドラマー、アフロビートのパイオニアの1人であるトニー・アレンが4月30日、フランス・パリで亡くなった。79歳だった。

◆トニー・アレン画像

彼のマネージャーは、AFP(フランス通信社)にアレンが死去したことを認めたが、現時点、死因については「確かなことはわからない」と話したという。「彼は直前まで元気で、本当に突然だった。僕と話した2時間後に体調が悪くなり、搬送された病院で息を引き取った」

アレンは同じくナイジェリア出身のマルチ・ミュージシャンで人権運動家、フェラ・クティと活動を共にし、ファンクやジャズの要素を組み込んだアフリカ音楽、アフロビートというジャンルを確立した。ドラミング革命を起こしたアレンについて、アフロビートの創始者であるクティはかつて、「トニー・アレンがいなければアフロビートはなかった」と、その功績を称えていた。

ジャンル、世代を問わず多くの人々からリスペクトされ、ブライアン・イーノは彼を「多分、史上最高のドラマー」と称賛。ブラーのデーモン・アルバーンはアレン、ポール・シムノン、サイモン・トングとザ・グッド、ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンを結成し、活動を共にした。

Rocket Juice & The Moonプロジェクトでアレンと共作したレッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー(B)は「偉大なトニー・アレン、この世で最高に素晴らしいドラマーが僕らのもとを去った。どでかく優しく自由な心と、ディープで比類なきグルーヴを兼ね備えたワイルドな人だった。フェラ・クティがアフロビートを考案したんじゃない。フェラとトニーが生み出したんだ」と追悼の言葉を上げている。



合掌。

Ako Suzuki
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