ジョン・ウィリアムズ、ウィーン・フィルとの共演による「帝国のマーチ」映像公開

ジョン・ウィリアムズとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、アンネ＝ゾフィー・ムターによるウィーン公演の模様を収録したライブ・アルバム『ジョン・ウィリアムズ　ライヴ・イン・ウィーン』が8月14日にリリースされることが決定した。先行シングル「帝国のマーチ」が本日5月4日より配信開始となっているほか、同曲の映像も公開されている。

◆「帝国のマーチ」動画、画像

このライブ・アルバムには、2020年1月18日、19日にウィーンのムジークフェラインで行なわれたコンサートより、『未知との遭遇』や『E.T.』、『スター・ウォーズ』シリーズ、『インディ・ジョーンズ』シリーズなどの名曲を収録予定。88回目の誕生日を前にウィーン・フィルへの指揮者デビューを果たしたジョン・ウィリアムズは、同楽団との共演について「私の人生で最も素晴らしい栄誉のひとつ」であると述べ、コンサートの前半に参加したアンネ＝ゾフィー・ムターは「オーケストラのメンバーがこんなに音楽の喜びをもって演奏しているのを見ることは、そうそうあることではありません。本当に素晴らしい！」と語っている。



『スター・ウォーズ』シリーズでおなじみの「帝国のマーチ（ダース・ベイダーのテーマ）」の演奏は、ウィーン・フィルの金管楽器奏者たちからの提案をきっかけに実現したものだという。ウィリアムズは「正直言って、これまで聴いた“帝国のマーチ”の中で最高の演奏のひとつでしたよ」「彼らは、まるで自分たちの作品を演奏するように演奏しました。プログラムの最後に演奏する機会を与えてくれたことにとても感謝しています」と語っている。なお、本日5月4日（＝May 4th）は、名台詞“May the Force be with you.（フォースと共にあらんことを）”にちなんで「スター・ウォーズの日」として知られている。