ブライアン・ジョンソン、AC/DCのオーディションの日に掃除機のCMソングを収録

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ブライアン・ジョンソンは1980年春、AC/DCのオーディションを受けたが、合格するわけはないと思っていたため、同じ日、確実にお金になるCMソングの仕事も請け負っていたそうだ。

◆ブライアン・ジョンソン画像

この逸話は以前から知られていたが、数年前にハワード・スターンのラジオ番組にゲスト出演したブライアン本人から改めて語られた。「ある人から、“ブライアン、僕を覚えてる?”って電話があったんだ。“もちろん”って答えたら、“いまCMソングやってるんだけど、歌ってくれない? Hoover(掃除機のメーカー)の広告なんだ”って言われたんだよ」

オーディションは決まっていたものの、ブライアンは「僕は32歳だった。ロック・バンドにしたら賞味期限切れだ。おっさんだよ」と、自分がAC/DCのシンガーになるなんて非現実的だと考えていたという。一方、CMの仕事は350ポンド(当時のレートで約18万円)と現実的なオファーだったため、同じ日ではあったが、引き受けたそうだ。

しかし、ブライアンの予想に反し、AC/DCは彼の「Whole Lotta Rosie」と「Nutbush City Limits」(アイク&ティナ・ターナーのカヴァー)のパフォーマンスを気に入り、バンドは1980年4月、ブライアンを新シンガーに迎えたことを発表した。

また、HooverのCMも同じ月に放映されたという。CMは80年代のロック・バンドのミュージック・ビデオのような趣で、スタイリッシュな美女が多数登場し、踊りながら掃除機を操作。ブライアンは「新しいハイパワーでコンパクトなHoover。ビューティフルな動き。ABCって感じで紙パックの替えは簡単」と、歌詞はなんだが、ロックなギターに合わせパワフルに歌い上げている(本人の出演はない)。

Ako Suzuki
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