【コラム】ツノが生えた 〜BARKS編集部の「おうち時間」Vol.034

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いよいよカムバックが近づくTOMORROW X TOGETHER。2ndミニアルバム『The Dream Chapter: ETERNITY』のリリースに向けて謎だらけの映像やコンセプトフォトが続々と公開され、作品への期待が高まるとともにファンによる考察も盛り上がりを見せている。

▲今日のテーマ曲

デビュー前のショートフィルムからキーワード的に使用されてきたモールス信号、「Nap of a star」や「Magic Island」のミュージックビデオに登場した不思議な猫、「9 and Three Quarters (Run Away)」のビデオでフィーチャーされたぬいぐるみ(この子の存在を踏まえてそれ以前の映像を遡っていくのも面白いです)といった明確なヒントのほかにも、過去2作の関連映像やパッケージに散りばめられた伏線と思しき要素の数々、公式サイトに仕掛けられている暗号めいたテキストに隠し映像/隠しフォト、さらにはこれまで各種コンテンツを通じて展開されてきた“TU(TXT Universe)”と先輩グループであるBTSの“BU(BTS Universe)”との関連についても議論が広がる等々、Big Hit Entertainmentならではの壮大な演出が楽しすぎるやら解読困難すぎるやら。ステイホーム中におさらいしながら楽しむにもぴったりの、『エヴァンゲリオン』シリーズとか『serial experiments lain』とかMCU作品とか観て育ってきた世代としてはたまらない謎解きフェスティバルっぷりなのである。







それぞれ“友達の間に初めて亀裂ができた瞬間”、“永遠を渇望する少年たちの姿”を表現しているというコンセプトフォト2種に続いてリード曲のティザー映像が公開されるや、過去の映像作品とのリンクを予感させる“扉”や血だらけっぽい(けど血じゃなくてイチゴやトマトケチャップかもしれない)メンバーの衝撃的な姿も話題に。これだけ伏線撒き散らしてどうやって回収するつもりなんだ?と、見てるこちらの処理能力が追いつかなくなってくるあたりも『エヴァ』世代直撃のわくわく感に満ちている。










先ごろ公開されたトラックリストには、そのリード曲「世界が燃えてしまった夜、僕たちは…(Can’t You See Me?)」を筆頭に「動物園から抜け出したピューマ」「鏡の中の迷路」など安定の命名センスが光るタイトルが並び、8日後に迫ったリリースが待ち遠しいばかり。デビュー作から一貫したユニークな歌詞世界やジャンル横断的でカラフルなサウンド、5人のハイクオリティなパフォーマンスと共に、作品を通して紡がれるもうひとつのストーリーの行方も楽しみに待ちたい。

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ちなみに、彼らがNAVER「V LIVE」にて不定期で配信している工作コンテンツにはお家の中でできるちょっとした遊びのヒントもいっぱい。リーダーのSOOBINと末っ子HUENINGKAIを中心に、折り紙やグラスデコ、粘土細工、インスタント創作料理など、いろんなおうち遊びとほんわかトークが展開されている。小さいお友達も大きいお友達も要チェックだ。

同シリーズ内で「これちっちゃい子作れるの?」と波紋を呼んだミニブロックが長らく気になっていた筆者は、在宅時間が増えたのを機に近所のスーパーでそれっぽいおもちゃを買ってきてみた。《ツノが生えた》って「CROWN」歌いながらトリケラトプス作ってステイホーム期間を過ごそうと思います。




▲ポロロは売ってないのでトリケラトプスを購入


▲ツノが生えかけた

文◎minoue(BARKS)

◆「お家時間」のすゝめ まとめページ
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