デイヴ・グロール、ポスト・マローンのニルヴァーナ公演を観るつもりはなかったが…

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デイヴ・グロールは他にやることがあり、先月、ポスト・マローンがオンラインで開催したニルヴァーナ・トリビュート・ライブを観るつもりはなかったが、外野があまりにも騒々しいため目にしたところ感銘を受けたそうだ。

◆ポスト・マローン動画、画像

ポスト・マローンは4月24日、新型コロナウイルス救済活動<COVID-19 Solidarity Response Fund for WHO>を支援し、ブリンク182のトラヴィス・バーカー(Ds)、ギタリストのNick Mac、ベーシストのBrian Leeと、離れた場所からニルヴァーナの曲をプレイしYouTubeでライブ配信した。

クリス・ノヴォセリックはリアルタイムで彼らのパフォーマンスを称賛し、カート・コバーンの未亡人コートニー・ラヴは開始前に支援の言葉をかけていた。グロールもそれに続き、先週終わり、ALT 98.7 FMのインタビューでこの公演に対しコメントした。

「(インスタグラムで掲載中の)ストーリーを書いていたら、誰かから“いま、ポスト・マローンがYouTubeでライブやってるよ。全てニルヴァーナのカバーだ”って言われたんだ。俺は前に彼(ポスト・マローン)に会ったことがある。すごくいい奴だった。彼の父親にも会った。彼もクールだったよ。だから、“それはいいな、でも俺はいま執筆中なんだ”って答えたんだ。そしたら、いろんな人からばんばんテキストが来るようになった。“よお、ポストの観てる?”とか、“かなりいいよ”とか。それでも、俺はストーリーを書き続けていたんだ。そしたら、また別の奴から“おい、ポスト・マローン、観てるか?”ってテキストがあって、とうとう、俺は観ることにしたんだよ」

そして、「何よりもまず、トラヴィスがニルヴァーナの曲でドラムをプレイしているのを見るなんて、光栄だったよ。スーパー・クールだって思った」「サウンドとかコード以上のものがあり、俺はすごくいい気分になった。彼らは最高だった。本当にクールだって思った」という。

「ほかの人がニルヴァーナの曲をプレイするとこを見る機会はあまりないんだ。彼(ポスト・マローン)はすごく自然で、サウンドも素晴らしかった。俺が知っているニルヴァーナが死ぬほど好きって人たちでさえ、“彼はいまスゴイことやってる”って言ってた」


ポスト・マローンたちは80分近くにわたり15曲をプレイし、翌日、270万ドル(約2億9,000万円)の寄付金を集めたと報じられた。動画はこれまでに1,000万回以上が視聴されている。

Ako Suzuki
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