スコーピオンズ、新作で『ラヴドライヴ』『電獣』『蠍魔宮』時代のヴァイブに回帰

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クラウス・マイネが、制作中のスコーピオンズのアルバムについて語った。バンドは70年代終わりから80年代初めにかけて作った『Lovedrive』『Animal Magnetism』『Blackout』のヴァイブやフィーリングを呼び起こそうとしているという。

◆スコーピオンズ画像

マイネはSiriusXMのインタビューでこう話した。「(パンデミックの影響で)少しエキストラ・タイムができた。本来なら年内にアルバムのリリースを計画していたんだ。でも残念だが、2021年初めまで遅らせる。だから、時間ができた。ツアーができるようになったら、セットリストに新曲を加えられる。それに、数曲をリリースし、ミュージック・ビデオも作るかもしれない。僕らはただじっとしているんじゃなく、この時間を活用するつもりだ」

新作の方向性について問われると、こう答えた。「『Lovedrive』『Animal Magnetism』『Blackout』の時代のヴァイブ、フィーリングに回帰しようとしている。時間を戻し、再びやり直すのは無理だ。ずい分前のことだからね。でも僕ら、特にプロデューサーのグレッグ・フィデルマンと一緒に、あのスピリットを呼び起こし、ハード・ロッキングなアルバムを作ろうとしている」

スコーピオンズは先月終わり、「親愛なるファンのみんなへ…僕ら、ニュー・アルバムのためにたくさんのハード&ヘヴィ・ロッカーに取り組んでいるところだ…でも、この劇的なCovid-19のパンデミックのせいで混沌とするいま、心の中をストレートに表現した小曲、希望の兆しを贈りたい…健康で安全でいて欲しい…君らを愛している…」と、バラードの新曲「Sign Of Hope」を公開していた。

Ako Suzuki
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