【コラム】トロイ・シヴァンのリリック・ビデオ 〜BARKS編集部の「おうち時間」Vol.044

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このコロナ禍に発表された楽曲も少なくない。トロイ・シヴァンのニュー・シングル「Take Yourself Home」も然り。そして先日、トロイならではの同曲のリリックビデオが公開された。

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トロイ・シヴァンは、1995年南アフリカ生まれ、オーストラリア育ちのシンガー・ソングライター。俳優やモデルとしても活動している。「YOUTH」、「My My My!」、アリアナとのコラボ曲「Dance To This ft. Ariana Grande」がトロイの音楽の入り口としておすすめだ。




「Take Yourself Home」は、元々2020年後半にリリースを予定していたが、コロナウィルスの状況を受けて先ごろ急遽リリースされた。トロイ自身は、「この曲は、自分と自分が育ってきた場所に対して励みを送るような曲で、この世界で自分の居場所が持つ問題に向き合った内容なんだ」と楽曲について解説しながら、「僕は日記の内容のように曲を書くんだけど、突然人生と居場所と関係性に変化が訪れると、歌そのものが丸っきり違う意味合いを持ちうると思うんだ。そして、明らかに今世界で起こっているこの状況はこの曲にそうした変化をもたらしたと思う」と話す。そんな経緯により、約1年半ぶりの最新シングルとして発表された。楽曲自体も、抑えたトーンから一変する終盤部分の展開が冴え渡っているナンバーだ。




今回のリリック・ビデオは日本語を含めた9か国語で製作され、世界のファンを喜ばせた。なお日本語版のディレクションを務めたのは、東京とロンドンを拠点に活動するクリエイティブ・ディレクター、片山マテウス氏だ。


トロイは「Take Yourself Home」をリリースした際に、新型コロナウィルスの影響でミュージック・ビデオの撮影ができないこと、そういった制作仕事に携わるフリーランスアーティストが仕事を得られない現状を踏まえ、世界中のフリーランスアーティストと一緒に何かしらの作品を創り出したいと自身のSNSを通じて発表していた。その後、かなりの問い合わせが世界中から届き、こうしてオリジナル・リリック・ビデオの制作と公開に至った。各映像では、自らの家や居場所へと向かう様子が様々な視点で描かれている。トロイは時代の先端を行くアーティストらしく、クリエイティビティに溢れた発想を、実際に具現化した。

文◎堺 涼子(BARKS)

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■ニュー・シングル「Take Yourself Home」
視聴・購入:https://umj.lnk.to/TroyeSivan_Home

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