ケニー・ジョーンズ「シラフだったら、フェイセズの音楽はもっと良くなっていた」

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ロックの殿堂入りを果たすなど高い評価を得たフェイセズだが、ケニー・ジョーンズは、当時メンバーが酒浸りでなければ、もっといい音楽を創っていただろうと思うそうだ。

フェイセズのメンバーは、レコーディング・セッション前にアルコールが入っていることが多く、おまけにスタジオに入る前に曲の準備ができているのは稀だったという。ジョーンズは『Uncut』誌最新号のインタビューでこう話した。

「スタジオに入るのは午後2時ごろだった。ロニー・レーンは4時に現れ、ロニー(・ウッド)は6時、マック(イアン・マクレガン)は6時半に来るって感じだった。ロッドと僕に数時間待ち時間があるわけで、僕ら、時間をつぶすためにパブに行ってたんだ」

「レコーディングは、ときにすごいフラストレーションだった。僕らはその場のノリで物事を進めていたからだと思う。リフはある。そして、それで何ができるかやってみるんだ。あらかじめ完成している曲と共にスタジオに入るんではなくね。“Sweet Lady Mary”みたいに前もって書いてた曲もいくつかある。でも、大半はプレイし始めてからできたものだ。音楽的には、僕らがもっとシラフだったら、もっといいものができていたと思う」

また、「僕らは揃いも揃って悪ふざけばかり」だったと言い、マネージャーやパブリストをからかうのが常で、彼らと真剣なミーティングなどできなかったそうだ。「僕らはみんな、酒飲みってほかにユーモアのセンスも同じだった」「僕らがマネージャーの頭に何か載せたり、何かを投げつけるもんだから、彼はフェイセズと真剣なミーティングなんてできなかった。マネージャーは(僕らと)何も話し合えなかったってことだよ。彼がどうやって物事に決断を下していたのか、僕には知る由もない。僕らはパブリストにも同じように振舞っていた」

フェイセズはこの5人のラインナップで、1970~1973年に4枚のスタジオ・アルバムを発表した。

Ako Suzuki
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