三上ちさこ、デビュー20周年イヤーにアルバム＆シングル発売

fra-foaのデビューから20周年の三上ちさこが、10月7日にフルアルバム『Emergence』を、その先行両A面シングル「Red Burn/TRAJECTORY- キセキ-」を8月19日に、さらにデジタルシングルとして「Red Burn」を7月15日にリリースすることが発表された。

◆「Red Burn」 画像

昨日5月24日に実施された無観客配信ライブ内で初披露された「Red Burn」は、プロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」に、東北唯一のチームとして所属する「福島レッドホープス」の応援歌だ。元メジャーリーガーの岩村明憲氏が監督を務めており、岩村氏と三上は、「TRAJECTORY- キセキ-」がエンディングテーマとして起用されているNHK BS1「ワースポ✕MLB」をきっかけに知り合い、東北の子供達の希望になるべく奮闘する岩村氏の言葉に共鳴し制作された。三上自身も東北・山形の出身、大学時代は仙台に住んでおり、その地で結成したfra-foaが三上ちさこの音楽人生のスタートでもあるため、東北への想いは人一倍強いという。楽曲を聴いた岩村氏からは、「すごく大地からパワーをもらえるような曲、歌詞からの力強さを感じました！」とのコメントも届いている。

8月19日発売の両A面シングルは、初回盤、通常盤の2形態にて発売される。初回盤には、昨年2019年末に行った梅田シャングリラでのライブDVD（ダイジェスト版）を付属する。また、10月7日発売の約2年ぶりのフルアルバム『Emergence』は、「さなぎが成虫になる事」を指す言葉を掲げており、日本語では「羽化（うか）」。自分を応援鼓舞し、そして大切な誰かの為に創造して羽ばたいていきたい、という思いから付けられたとのこと。昨年からリリースされた楽曲を含む全13曲を収録予定だ。