ブースターやファズを合体したワウペダル4機種＆ボリュームペダルがMorley 20/20シリーズから登場

ペダルを作り続けて半世紀、Morleyの新たなラインナップ“20/20”シリーズ第3弾として、個性的な機能を合体したワウペダル4機種と、ボリュームペダル1機種が登場。5月29日に発売される。

1969年創業のMorleyは、今年50周年という節目を迎えた。同社の生産する各種ワウペダル、ボリュームペダルはユニークなオプティカルコントロール方式でおなじみだが、昨年より新デザインによるミニタイプのペダルのラインナップが続々とリリースされている。


今回登場する“20/20”シリーズの新ラインナップは、「Wah Boost」「Lead Wah」「Volume Plus」「Power Fuzz Wah」、そして「Distortion　Wah」の5製品。いずれもMorleyならではのサウンドと使いやすさが特徴だ。

■20/20 Wah Boost（MTMK2）


Morleyが誇るクラシックなトーンのワウにクリーンブースターを合体したミニタイプのペダル。ワイドなスイープ幅とミッドレンジを強調したワウトーンと最大20dBのゲインブーストにより、際立つギターサウンドを実現する。

・スイッチレスのオプティカルワウに20dBのクリーンブースターを合体
・ミッドレンジトーンに焦点を当て、幅広いスイープを備えたワウ
・ペダルを踏みこむことでワウがオンになるスイッチレスワウ機構



■20/20 Lead Wah（MTLW）


ハイゲインなプレイに最適なリードプレイ向きのワウペダル。スイッチレスでシンプル操作、そして広いスイープ幅を持つワウサウンドはスポットライトを浴びたいギタリストにとって完璧と言えるペダル。

・スイープの広いハイゲイン用に設計されたオプティカル仕様のワウ
・ペダルを踏みこむことでワウがオンになるスイッチレスワウ機構


■20/20 Volume Plus（MTMV2）


究極のオプティカル回路搭載のボリュームペダルで、スムースなオーディオテーパーはバイオリンのような滑らかさ、またはラップスチールギターのうねりのようなフィーリング。オン/オフスイッチ付きのミニマムボリュームを搭載し、バッキングとリードの音量設定やトレモロのサウンドの実現に効果的。

・バイオリン奏法に最適なスムースなオーディオテーパー
・LED表示付きのオン/オフ可能なミニマムボリュームコントロール
・ミニマムボリューム機能をオン/オフした際のポップノイズをなくしたサイレントスイッチング。


■20/20 Power Fuzz Wah（MTPFW）


Morleyのクラシックな名作ペダルの1つであるPower Fuzz Wahが20/20シリーズで復活。このバージョンはペダルボードに適したコンパクトなサイズというだけではなく、スイッチレス機構を装備した。ワウは幅広い周波数スイープを提供し、ファズと組み合わせると他のワウペダルでは実現できない強大なファズワウトーンを生み出す。

・Morleyの名器の1つ、ファズとワウが1つのペダルに合体した複合タイプ
・オリジナルモデル同様、ファズ回路はワウ回路の前に配置
・VintageとModernの2つのファズモードをスイッチで切り替え可能。Vintageモードは、かつてMPSA12トランジスターが実現した昔ながらの破れたスピーカーのようなサウンド、Modernモードはよりタイトで、ギターのディストーションのようなサウンド
・ペダルを踏みこむことでワウがオンになるスイッチレスワウ機構
・ファズのオン/オフやモード切替時のポップノイズをなくしたサイレントスイッチング


■20/20 Distortion Wah（MTPDW）


エフェクトペダルを最小限にしたいギタリストにとって、この小さな“グリーンモンスター”は最高の相棒。MorleyのクラシックモデルであるPDWのディストーション回路を再設計して、さらにハイゲインにし新しいトーン回路を搭載した。またワウはスイッチレスタイプになっている。1台で2台分の省スペースもうれしい。

・ディストーションとワウが1つのペダルに凝縮
・一般的な接続と同様にディストーション回路はワウ回路の後に配置
・ペダルを踏みこむことでワウがオンになるスイッチレスワウ機構
・ディストーションをオン/オフした際のポップノイズをなくしたサイレントスイッチング