コリィ・テイラー、2週間仲間と籠りソロ・アルバムをレコーディング
先月終わり、ソロ・デビュー・アルバムのレコーディングを終えたと明かしていたスリップノット/ストーン・サワーのコリィ・テイラー(Vo)が、その制作過程を語った。
◆コリィ・テイラー画像
テイラーはSiriusXMの『Trunk Nation』のインタビューで、新型コロナウイルスによるロックダウンが先延ばししていたソロ・アルバムの制作に専念するきっかけとなったと話した。「やっとだよ。ずっと長い間、どうするんだって訊かれてたけど、俺は後回しにしてたんだ。だって、欲張りじゃないか? 俺にはすでに2つのバンドがあるんだ。俺はそれ以上何を望む? でも、考えてはいたよ。ソロ・アルバムだったらどんなサウンドになるんだろうって。それで、書き溜めていたものを見直したら、どちらのバンドにも合わない曲がいくつもあった。それでやり始めたんだ。本当は来年やるつもりだったけど、何もかもが閉まり、それに専念する時間ができた」
「15年以上の付き合いになる友人たち、これまで一緒に音楽を作ったりジャムしてきた人たちと作りたかった。彼らとならどんなサウンドになるかわかってたからね。正しい方法でやったよ。俺ら、スタジオのスタッフも含め、2週間自己隔離して、ほかの誰とも接触しなかった。俺ら以外の人とは誰ともだ。で、2週間半で25曲やったんだよ。クレイジーだったな」
収録予定の曲で最も古いのは高校生のとき作り始めたものだという。「新しいのもいっぱいある。去年作ったものとか。このアルバムの最初の曲は、俺が高校にいるときから取り組んできたものだ。えらく長いことかかった」
レコーディングは完了したというが、リリースは2021年になりそうとのこと。ツアーも考えているという。
テイラーは先月、ジェイソン・クリストファー(B)、Walls Of JerichoのDustin Schoenhofer(Ds)、Zach Throne、ストーン・サワーのTooch(クリスチャン・マルトゥッチ)とレコーディングしたと話していた。
Ako Suzuki
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