ニール・パート、故郷の人たちが敬意を表しパビリオンに彼の名を冠する

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今年1月に亡くなったラッシュのドラマー、ニール・パートの故郷、カナダ、オンタリオ州セントキャサリンズで住民投票が行われ、パートに敬意を表し、市内レイクサイド・パークにあるパビリオンが新たに“ニール・パート・パビリオン”と呼ばれることになった。

◆ニール・パート画像

地元紙『The St. Catharines Standard』によると、オンラインで実施された住民投票に参加した人たちの8割以上がこの案に賛成したという。746の投票があり、606人が“ニール・パート・パビリオン”を、140人が“レイクサイド・パーク・パビリオン”を選んだという。市議会は「適切な結果だ。ニール・パートは地元で最も有名な1人で、彼の曲には地元と結びついている曲が多くある」と、コメントしている。パビリオンにはこれまで特に名前はなかった。

パートは同州ハミルトン生まれだが、2歳のときに家族がセントキャサリンズに引っ越し、地元の高校を卒業後、レイクサイド・パークで仕事を得た。それが後にラッシュのサード・アルバム『Caress Of Steel』(1975年)に収録された楽曲「レイクサイド・パーク」誕生のインスピレーションとなった。

パートは今年1月7日、脳腫瘍により67歳で死去した。市議会では早くも1月27日にパビリオンにパートの名を冠する案が提出され、それに必要な過程を進めていたという。

Ako Suzuki
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