グラハム・ボネット「最後に話したときボブ・キューリックは怒り寂しそうだった」

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グラハム・ボネットが、5月28日に急逝したボブ・キューリックと最後に電話で交わした会話について語った。ボネットはキューリックの様子がおかしいと感じたそうだ。

◆ボブ・キューリック画像

90年代初め、キューリックが始めたプロジェクトBlackthorneのアルバム『Afterlife』に参加したボネットは、『Myglobalmind』のインタビューで、それ以来キューリックと親しくしていたのかと問われると、こう答えた。「いや、そうでもない。30年以上会ってなくて、2018年にラスベガスで一緒にプレイしたんだ。彼に会ったのはそれが最後だ。最近、電話で話したんだよ。彼、なんかおかしいなって思った。会話を変なところに持っていくんだ。なんで、そうしたのかはわからない。ちんぷんかんぷんだったよ。意味をなさなかったし、彼は怒っていた上、寂しそうだった。その電話中、俺は“これは俺が知ってた男じゃない”って思ったんだ。鬱だったのかもしれない……。俺が考えていること……、自ら命を絶ったんじゃないと願ってる」

キューリックの死因については明かされていない。弟のブルースは「兄ボブ・キューリックの訃報を伝えねばならず、胸が張り裂けそうだ。彼の音楽への愛、ミュージシャン、プロデューサーとしての彼の才能はずっと称えられるべきだ。この辛い時期、どうか、キューリック家のプライバシーを尊重して欲しい。RIP」と訃報を伝え、葬儀については「COVID-19のせいで、この時期、伝統的な式はない。この先、俺らみんなが兄を偲ぶことができる、ちゃんとした追悼式を計画するつもりだ」とコメントしている。

Ako Suzuki
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