レッド・クロス、ジェフとスティーヴンのマクドナルド兄弟によるバンド誕生のドキュメント的作品となるEP40周年記念エディション発表

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レッド・クロス誕生のドキュメントとなる「Red Cross」EPの40周年記念エディションがリリースされる。

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カリフォルニア州ホーソーンで結成されたレッド・クロスはブラック・フラッグ、ディセンデンツ、ミニットメンなどと共にこの地で培養され、この11曲(その中には、ブラック・フラッグが誕生したことでも知られるハモサ・ビーチのThe Churchでレコーディングされたライヴ・トラックも含まれる)のコレクションは、レッド・クロスの核であるマクドナルド兄弟が12歳と16歳という途方もなく早熟な年齢でこの地のパンク・シーンに貢献していたことを適切に証明しているはずだ。

デモ4曲はブラック・フラッグの「Nervous Breakdown」EPと同じく、ハモサ・ビーチのMedia Artでレコーディングされ、スポットがエンジニアとなり、パワー・ポップのゴッドファーザー、ザ・ラストのジョー・ノルテがプロデュースを手掛けた。この時、レッド・クロスは初めてレコーディング・スタジオに足を踏み入れ、スティーブが新聞配達で稼いだお金がレコーディングの費用として使用されたという。数か月後の1979年10月、Posh Boyと契約した彼らはShelterスタジオで新たなレコーディングをおこなう。このレコーディングではパワー・ポップ・パンクのクラシックでもある「Annette’s Got the Hits」と「I Hate My School」が生まれ、先のデモの数曲も再レコーディング。セルフ・タイトルのEP「Red Cross」として1980年にリリースされた(当時、バンドはRedd KrossではなくRed Crossと名乗っていた)。


「RED CROSS」

2020年7月2日(木)リリース
MRG734JCD[国内流通仕様] 1,790円+税
発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Cover Band
2. Annette’s Got the Hits
3. I Hate My School
4. Clorox Girls
5. S&M Party
6. Standing in Front of Poseur
7. Rich Brat (demo)
8. Cover Band (demo)
9. Clorox Girls (demo)
10. Standing in Front of Poseur (demo)
11. Fun with Connie (live)

◆レッド・クロス オフィシャルサイト
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