トミー・リー「抑圧されている怒り、エネルギーがライブで放たれるのが楽しみ」

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モトリー・クルーのトミー・リー(Ds)が、今夏から来年に延期された<The Stadium>ツアーについて語った。

◆モトリー・クルー画像

モトリー・クルーが復活し、デフ・レパード、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツらと開催するこのツアーは当初、6月18日に開幕予定だったが、新型コロナウイルスの影響で今月初め、2021年に延期されることが発表された。

トミー・リーは、Knotfest.comのインタビューで、本来なら今ごろリハーサルの真っ最中だったと話した。「5月初めにリハーサルを始め、5月中にステージなんかの準備ができてるはずだった。ホントなら今、マイアミのスタジアムでリハーサル中だったよ。リハーサルのために5日間、スタジアムを貸し切ってたんだ。今週、それが終わり、現地に向かうはずだった。凄いことになってたのに」

次の公演ではどんなステージが期待できるのかとの質問には、「オー・マイ・ゴッド、教えられたらいいんだが……。いま俺が言えるのは、今回も自分が願うことには気をつけろだ。俺ら、マジでやるからな。アリーナでさえ、思いつくことほとんど全てができる。それが今回、俺らは屋根のない、巨大なスタジアムでプレイするんだ」と答えた。

「このパンデミックが終わったら、俺はステージに上がりたい。今はよく、“これが終わったら何したい?”って話になるだろ。俺はステージに上がりたい。あのエネルギーだよ。想像できるか? いま、人々は暴動を起こしてる。理由は様々だが、抑圧された怒り、エネルギーがいっぱいあってクレイジーな状況だ。俺はそれらが別の方向に放たれるのを楽しみにしているんだ。“オー・マイ・ゴッド! ラウドな音楽に俺ら、クレイジーになれる。全てクールだ”ってとこでね」

<ザ・スタジアム>ツアーの新しい日程は今後発表される。

リーは、10月にソロ・アルバム『Andro』をリリース予定で、先週終わり、ヒップホップ・アーティストをフィーチャーした新曲2曲「Knock Me Down」と「Tops」を公開した。

Ako Suzuki
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