【連載】櫻澤の本気 II 第6回『やろうと思っていたこと』

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SNS等で発言しているから、知っている人もいるかもだけど、櫻澤はスタジオ持ちです。近年の自身所属バンド“gibkiy gibkiy gibkiy / ZIGZO / Rayflower (ドラムパートのみ)”は、櫻澤スタジオでレコーディングしている。このスタジオの詳細については、またの機会に話をさせてもらうよ。

◆櫻澤泰徳 画像

ここ最近は、スタジオに籠ってのRayflowerのドラムレコーディングの他、“どっかのタイミング”でやろうと思っていたこともやっている。

まずは、スタジオ機材のメンテナンス。ほとんどがレコーディングする為のもので、これらの接続部分のケーブルを外してアルコールで消毒してから接点復活剤を吹き付けて、接触不良によって生じる“ガリ”を取る作業。




▲ベースアンプのスピーカー交換

ベースアンプのスピーカーの交換もした。このアンプは、Headがパール楽器からのお勧めでMark bassのLittle Mark 250、Cabinetが友人から譲ってもらったMesa BoogieのRD1516。Cabinetは約30年前に出回っていたもので、生産終了したのはかなり前だと思う。その中の15インチのスピーカーが数年前に破けてしまった。交換するにしても、生産終了している為にモノが全然無くて、webで探しまくって。やっとの事で、海外のオークションサイトで見つけて、落札! 届いたスピーカーを、コテを片手に慣れないハンダ付けで修理完了。

ドラム類のメンテナンスは、今現在、現役で活躍しているドラムセット分に絞った。所有している50台以上のものをメンテナンスしようものなら、結構大掛かりな作業になるから…。これでも減らしたんだけど、20年前はこの倍のドラムを所有してたんだ。これらドラム類に関しての詳細は、こだわりの部分が多岐に渡ってあるから、またの機会にさせてもらうね。



▲スタジオ内&ドラムセット

その他には、断捨離を含めた自宅整理、およそ10年ほったらかしのデータの整理もした。その容量は約20TB、主に過去の映像、写真、レコーディング、プリプロ、セッション、リハーサル等のデータと仕事にまつわるものばかり。バックアップを取っている関係上、重複しまくっている中身を確認しながらの整理なので、3週間位かけても3分の1は未処理のまま。「懐かしいなぁ~」なんて写真を眺めたり、レコーディング、プリプロ、セッションデータを聴き返したりしちゃうから、作業がはかどらないというのもあるんだけどね。

こういう機会だからこそ、整理整頓ばかりではなく、ドラムの基礎的なものを見つめ直したりもした。若い頃によくやった教則本を引っ張り出して、練習台相手に“トコトコ”と。




▲オンラインドラムレッスンのシステム

あと、櫻澤の“どっかのタイミング”でやろうと思っていたことは、オンラインドラムレッスン。6年位前から始めたレッスンは、櫻澤のオフィシャルサイトのみの受付で、関東以外ではツアーに合わせて日程を決めていた。当時、関東の生徒は定期的に受講できるけど、関東以外の生徒は不定期で月1回の受講もままならなかった。そんな事もあり、実は櫻澤は数年前からオンラインレッスンを視野に入れていた。現在は、Bass On Top、ONE MUSICの協力もあって、東京、名古屋、大阪、広島で月1のレッスンをさせてもらっている。オンラインであれば、これら地域以外の人にも受講することができるのと、お互いのタイミングが合えば、月2回以上のレッスンも可能になると思ったんだ。

現在、色々なミーティングアプリがあるよね。10年位前に海外の人と直接の会話でやり取りするのに使ったことがあるけど、当時は今ほど多岐に渡ってなかったと思う。櫻澤のオンラインドラムレッスンは、このミーティングアプリを使ってやっている。webカメラを使う特性を利用して、櫻澤の頭上、足元、横の3画面を見せる事ができるのもオンラインならではの事だなと思う。



そうそう、この3画面を活用して櫻澤のオフィシャルYouTubeチャンネルで『本人が叩いた』シリーズをアップしてます。チャンネル登録よろしくねwww

■Rayflower 2010-2020 10th Anniversary Best Album『~One Side & One Side~』

2020年9月発売(予定)
発売日・収録内容などの詳細は後日改めて


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