アリス・クーパー「俺の辞書にリタイアという言葉はない」

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今年72歳になったアリス・クーパーだが、リタイアは全く考えていないそうだ。2年前、「リタイアする理由は全くない」と話していた彼は、今度は「俺の辞書にリタイアという言葉はない」と明言した。

◆アリス・クーパー画像

KZZKラジオのインタビューで、このパンデミックにより、そう遠くない将来リタイアすることを真剣に考えるようになったかと問われた彼は、こう答えた。「全くないね。その言葉は俺の辞書にはない。ずい分前、俺は、公演開いて誰も来なかったら自分は終わったんだってわかるって言ったが、それは起きていない。72になって、2つのバンドでツアーしてるなんて思ってなかったよ」

アリスは2年前には、「俺はいつもこう言ってるんだ。“ツアーやって誰も見に来なくなったら、そしたら俺はリタイアする” それは起きてない。実際、俺らのビジネスはこれまでにないほどいい。公演にはより多くの人が来てるし、俺はこれまで以上に快調だ。だから、リタイアする理由は全くない。止める人が多いのは知ってる。でも、まだタバコ吸ったり酒飲んだりしてる人は多い。彼らは多分、疲れてるんだろう。俺は疲れていない。“(リタイアしたら)毎日ゴルフをプレイできる”って言われるけど、俺はどちらにしろ毎日ゴルフやってるんだよ!」に続き、「ミック・ジャガーやポール・マッカートニー、60年、少なくとも50年ツアーをやり続けている彼らを見てみろ。間違いなく、以前と同じようにいいよな。“身体的にできるのか? 精神的に大丈夫なのか?”ってことだと思う。俺はこう考えてるんだ。もし俺が、次のアルバムは俺の最高傑作になると思えなくなったら、止める。次の公演が俺のベスト・ショウ、少なくともこれまでで最高のショウと同等になると思わないのなら、絶対に止めるってな」と話していた。

アリスはまた、先週、別のラジオ局102.9 The Hogのインタビューで、新型コロナウイルスによりツアー活動を止めざるを得なくなったのは、自分にとってはいいことかもしれないと話している。間もなく、新たな孫も誕生予定だという。「俺は、1、2ヶ月のことかと思ってた。年内続くとはな。でも、俺らは常にツアーやってるから、いまは休みを強制されているみたいなもんで、俺にとってはいいことかもな。家で家族と過ごしてる。子供たちもここにいる。娘は7月に出産予定だ。4人目の孫になる。だから、俺にはいいかもな。でも、どのバンドも飛び出す準備ができている競走馬のようなものだ。俺らもツアーを再開するのが待ち切れないよ」

Ako Suzuki
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