MIYAVI、＜Virtual LIVE - Level 2.0＞開催「こういう状況だからこそできることを」

MIYAVIが6月27日（土）、バーチャルライブ＜MIYAVI Virtual LIVE - Level 2.0＞を開催した。

◆MIYAVI画像

この公演は、MIYAVIが5月にスタートさせたバーチャルプロジェクト「MIYAVI Virtual」の一環として開催されたものだ。相棒・BOBOとのバンドスタイルでアンコールを含めて全18曲が披露され、その模様は日本、全米、ヨーロッパ、中東など世界各地へ配信された。

ライブは「Holy Nights (Intro)」から始まり、「Need for Speed」「TOKIO」「Perfect Storm」「Heaven Is A Place on Earth」など、4月にリリースされたニューアルバム『Holy Nights』の収録曲を織り交ぜて進行。久々のバンドスタイルによるパフォーマンスはもちろん、ドローンカメラ3台、固定カメラ3台の計6台の無人カメラを駆使した臨場感ある映像も大きな見どころとなった。





MIYAVIは「アルバム『Holy Nights』は、温暖化や人種差別、難民問題も含めて、この地球上で僕たちが抱えている問題の中で、僕たちが一体何を歌えるのか、ということを感じながら、すごく色々と考えながら書きました。まさか、コロナも含めて、こんな時代が来るとは誰も思ってなかったと思います。が、ここから先、僕たちがどのように繋がっていくのか、物理的に会えない中で、テクノロジーを使って、どのように繋がっていくのか、人として、人って何だろう、何をもって人なんだろう、ということを問われているような気がします」と語り、「今回、ドローンでの完全無人撮影にチャレンジしました。ライブができないから、やってるんじゃない。こういう状況だからこそできること、をやっていくつもりです。次を見ています。Level 3.0へ、いきましょう。音楽が人を繋げてくれると信じてますし、だからこそ、音楽を止めずに、音楽家として、どんな環境であっても進んでいきたいなと思ってます。声が続く限り、叫び続けていたい」と思いを述べた。




その後も、2019年に発売されたアルバム『NO SLEEP TILL TOKYO』に収録された「Tears On Fire」「Other Side」「No Sleep Till Tokyo」や、「Let Go」「Raise Me Up」「Fire Bird」「Bang!」などの楽曲を披露。最後は、“またいつの日か観客のみんなと会場で会いたい”との思いを込めて「Under The Same Sky」「Hands To Hold」で締めくくった。