ローランド・シンセサイザー往年の名機を再現するZENOLOGY用拡張音源第一弾は「JX-8P」

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ローランからがZENOLOGY用拡張音源「ZEN-Core Model Expansions」が登場。ZENOLOGYを独自の音響特性、機能、プリセット・サウンドを備えた、まったく違うシンセサイザーに変貌させるもので、第一弾として80年代のアナログ・ポリシンセ「JX-8P」が利用可能となっている。

ローランドが約半世紀の間に生み出してきたサウンドを、ハードウェア、ソフトウェア双方でエディット可能にするサウンドエンジンZEN-Core Synthesis Systemは、昨年発表のJUPITER-Xシリーズ、FANTOMシリーズ、MC-707/101、3月発売のRD-88に搭載。そして、今年5月に登場したプラグイン・ソフト・シンセ「ZENOLOGY」にも搭載され、ソフトウエアとハードウェアの垣根を超えた互換性を実現。DAWで作ったサウンドを、ライヴでは対応ハードウェアで使う(またはその逆)といったことが可能になっている(MC-707/101のZENOLOGYとの音色互換は夏頃のアップデートで対応予定)。

このZENOLOGYを拡張するのが、今回登場の「ZEN-Core Model Expansions」。ローランド往年のシンセサイザーを再現するだけでなく、オリジナルを超えるポリフォニー(同時発音数)と、大胆でモダンなインターフェイスを実現。メンテナンスのコストや手間をかけることなく、オリジナルのハードウェアのユニークなサウンドを提供する。ZENOLOGYおよび一部のZEN-Core対応ハードウェア製品で利用可能だ。


▲JX-8P Model Expansionのエディット画面。JX-8Pの特徴であるDCO(デジタルでコントロールされるオシレーター)×2のほか、VCF、VCA、LFO、エンベロープなどのパラメーターを備える。

「ZEN-Core Model Expansions」第一弾として登場した「JX-8P」のオリジナル・モデルは、1985年に発売。その後のデジタル・シンセサイザーのサウンド生成の基礎となる機能を搭載し、当時のアナログ・シンセサイザーを一歩前進させた名機だ。「JX-8P Model Expansion」ではポリフォニー増強に加え、実用的なエディット機能を持つ外部プログラマー・モジュールPG-800の機能も統合。すっきりしたユーザー・インターフェイスに統合している。

「JX-8P」に続き、「SH-101」「JUNO-106」「JUPITER-8」が今後リリースされることもローランドのサイトでアナウンスされている。

「ZEN-Core Model Expansions」は、Roland CloudのProおよびUltimateプランで使用可能。また、Lifetime Keyはすべてのプランで購入可能だ($149で買い切り)。Roland Cloudの有料メンバーシップ・プランにはUltimateプランの30日間の無料トライアルが付属するので、まずはこちらでチェックしてほしい。

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