ブライアン・メイに続きロジャー・テイラーも『ボヘミアン・ラプソディ』続編は「ない」

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クイーンのブライアン・メイは数ヶ月前、『Rolling Stone』誌のインタビューで、彼らの映画『ボヘミアン・ラプソディ』は空前の大ヒットを記録したものの、「続編を作るのは難しい」と話していたが、ロジャー・テイラーもそれに同意するという。

ロジャーは最近、同じく『Rolling Stone』誌のインタビューで、「僕はノーと言わなきゃね。僕らは1年か2年は傍観し、物事を見極め、それに真実味があるのか、もしくはやるに値するのか検討しなくてはならないって、僕は本当に思っているんだ。映画は大ヒットした。僕らはもちろん、嬉しかった。でも、そこに付け込むようには思われたくない。やるのであれば、本当に本当にいい脚本、シナリオがなければ。いまのところ、僕は続編を作ることは考えられない」

ブライアンは、同誌のインタビューで「僕らが(続編を)考えなかったとは思わないで。僕らは話し合ったんだ。基本的に言って、ないと思う。現時点ではね。物事は変わるかもしれない。でも、僕は難しいと思ってる」「(Live Aid後のフレディ・マーキュリーの闘病生活や死を描くのは)楽しんでできることじゃない。不可能だとは言わないよ。そこには素晴らしい物語があるからね。でもいま、僕らはそれを語る気分ではない」「僕らのキャリアには、映画になっていない出来事が山のようにある。でも、別の映画はないだろう。一言でいえばね。僕らはほかに目を向けるべきだと思う。他にアイディアがある。でも、続編はないと思う。僕ら、かなり真剣に検討したんだ」と話していた。

ロジャーはまた、『ボヘミアン・ラプソディ』がアカデミー賞(主演男優賞、編集賞、録音賞、音響編集賞)を受賞したことについて「あれは格別だ」「素晴らしい道のりだった」と思うが、「僕らの世界じゃない。ロックンロールが僕らの世界だ」「それにほら、ブライアンと僕が受賞したわけじゃないよ。それはいいんだけどね」と話した。

Ako Suzuki
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