【インタビュー】AISHA、ポジティブ&ハッピーを届けるラブソング

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この夏、愛と元気をたっぷり含んだAISHAのポジティブパワーが、きっとあなたを励ましてくれる。キャリア10年の本格派R&Bシンガー・AISHAの新曲は、映画『いけいけ!バカオンナ〜我が道を行け〜』主題歌「My Home」と、挿入歌「Love Story」の2曲。ウェディングソングをテーマに作られた、女子のリアルを詰め込んだ明るくハッピーな曲調は、先の見えない不安な今だからこそぐっと心に沁みるはず。プロデューサーのMinnie P.も特別参加した、話しているだけで元気をもらえるハッピーオーラ満載のAISHAのトークをお届けしよう。

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■R&Bが一番大好き

──はじめまして。僕、たぶん最初にAISHAさんの名前を聞いたのは、童子-Tさんのアルバムのフィーチャリングだったかな?と。

AISHA:ああー、デビューしてすぐぐらいですね。9年前ぐらい。

──フィーチャリング、すごく多いでしょう。

AISHA:そんなに多いわけではないですけど、デビューする前にGang StarrのGuruさんの、亡くなる前の最後のアルバムに参加させてもらって、そしてデビューの時にRun D.M.C.のD.M.C.さんに、「Fallin’4 U」という曲でフィーチャリングさせてもらって。日本のヒップホップだったらANARCHYさん、あとw-inds.のKEITAくんの初めてのソロアルバムの時にコラボして、ライブも一緒にさせてもらえました。レゲエのCHEHONくんとは、アニメ『NARUTO疾風伝』のエンディングテーマ曲の「この声枯らして」という曲を一緒に歌わせてもらって…そう考えると、けっこうあるんだなと思いますね。







──ですよね。

AISHA:BABY-Tさんのトラックで、フィーチャリングAISHAとKEN THE 390さんとも一緒にやりました。最近だとサイプレス上野さんとロベルト吉野さんのアルバムに、横浜繋がりで参加させてもらいました。私、高校は元町中華街にあるアメリカンスクールに通っていたんですよ。





──自分では、何のジャンルをやっていると思ってます?

AISHA:やっぱりAISHAはR&Bが一番大好きで、R&Bを聴いて育ってるから、さっき言った「この声枯らして」みたいにロックっぽい曲も歌ったりしてるんですけど、どのジャンルを歌っても、歌い方や気持ちの入れ方にR&B感が出てる気がするんですよね。R&Bが一番感動して一番ぐっとくる音楽なので、声にも出てる気がします。

──確かに。すごく情熱的、なおかつ繊細、ちょっとしたフェイクに感情を込めたりとか。

AISHA:それは、フェイクが得意なシンガーを聴いて育ったからかもしれない。たとえばクリスティーナ・アギレラとか、ダイアナ・キングとか、ビヨンセももちろん大好きだし、うわーっと歌い上げる人にあこがれてきたので、自分の曲でもそういう感じになっちゃいますね。今年の1月に、ディズニーのツアーに参加させてもらったんですけど(<ウォルト・ディズニー・アーカイブス・コンサート>)、『リトル・マーメイド』の「パート・オブ・ユア・ワールド」とか、『フローズン(アナと雪の女王)』の「フォー・ザ・ファースト・タイム・イン・フォーエバー」とか、こういう感じ(手を広げて)の曲を歌えてすごい気持ちよかった!

──いい経験でした。

AISHA:そうですね。だけど、どうだったかな?と思ってTwitterでエゴサーチしちゃったんです。そしたら「シンガーが癖が強い」とか書いてあって、「きゃー!」って(笑)。でもまだツアーの途中だったので、「R&B感が強すぎたのかな」と思って、次はもうちょっとディズニーらしく、優しくお姫様っぽく歌うように意識してやりました。そしたら同じ人がまたコメントを書いてて、「最初は癖が強かったけど好きになってきた」って。

──やった!

AISHA:そうなんですよ! すっごくうれしかった!

──今年のステージは、それだけでしたっけ。

AISHA:大きいものはそれだけで、あとは小さなライブハウスで歌うことはありましたけど、残りのライブは全部キャンセルになっちゃって…。「何のために生きてるんだよー!」って、ちょっと変なパニックになりました。

──そのあと、3月から6月くらいの、おうちにいなきゃいけない時期には、何を?

AISHA:最初は「ライブできない、曲出せない、何のために生きてるんだー」っていうところに一瞬なりましたけど、だんだん家の中にいることに慣れてきて…普段曲を作るきっかけは、どこかに行って誰かと一緒に何かをしたりしてて、そこから♪ふんふん〜ってメロディや歌詞が出てきたりするんですよ。でも家にいるとあんまりインスパイアされなくて、その時にMinnieさんが「テレビ電話しようよ」と言ってくれて。その時期に私が唯一頑張ってたことが、「Love Package」という、箱の中にルイボスティーとかカルディのチョコレートとか、家族やお友達が喜ぶものを詰め込んだものを送ってたんですよ。「元気出してね」という思いを込めて。それでMinnieさんに「最近Love Package作ってるんですよね」と言ったら、「それそれそれ!それ曲にしなさい!」って。「え、どうやって曲にするの?」と思ったんですけど、作ってみて、曲になったものがあるんですけど、見ます? これは、「アートにエールを!」という東京都のプロジェクトに採用された曲なんですけど…(スマホで鑑賞)。



──おおー。これ楽しい。面白い。ここに出てる人たちは、お友達?

AISHA:チームAISHA=バックダンサー(AILEEN、YURI)とヘアメイク(MATY)をしてくれている仲間が出ています。Love Packageが届いたら自分でビデオを撮って「リアクションビデオください」と言っていて、それを入れて映像を作ったんですよ。自分で作ったのでそんなにレベルの高いものじゃないですけど、見てほしいです。Minnieさんがトラックを作ってくれて、AISHAが歌詞とメロディを作って、「笑っているあなたに届きますように」という歌詞です。

──これいい。歌も服もメッセージも普段着だし、ナチュラルで素敵。

AISHA:ありがとうございます! 自粛中はあんまりクリエイティブなマインドセットになれなかったんですけど、「なんで?」と思うんじゃなくて、「じゃあ仲のいい人のために何ができるんだろう」と思ってから、楽しくなってきました。

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