全米アルバム・チャート、故ポップ・スモークの1stアルバムにして遺作が初登場1位

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今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、2月に自宅に侵入した男らに銃撃され20歳で亡くなったラッパー、ポップ・スモークの初のスタジオ・アルバム『Shoot For The Stars, Aim For The Moon』が初登場で1位を獲得した。彼はこれまでにミックステープ2作『Meet The Woo』(2019年7月)、『Meet The Woo 2』(2020年2月)をリリースし、亡くなる10日ほど前に発表した『Meet The Woo 2』が7位をマークしており、これからというときに命を奪われてしまった。先週(7月9日)、この事件に関与した容疑で5人が逮捕されている。『Shoot For The Stars, Aim For The Moon』は、英国ではポール・ウェラーの新作『On Sunset』に次ぎ2位にチャート・インした。

◆ポップ・スモーク画像

全米アルバム・チャートの2位は、2015年にリリースされたオリジナル・ブロードウェイ・キャストによる『Hamilton: An American Musical』が先週の14位から再浮上し、これまでで最高位をマークした。今月初め、ブロードウェイの公演がストリーミング・サービスで配信されたことで人気が再熱した。

先週まで4週連続(非連続では5週目)でトップだったリル・ベイビーの『My Turn』は3位に後退。今週新たにトップ10入りしたのは、首位のポップ・スモークのみだった。

Ako Suzuki
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