トニー・アイオミ、<ライブ・エイド>を振り返る
トニー・アイオミが、ブラック・サバスのオリジナル・メンバーが特別に1回限りで再結成しパフォーマンスした<ライブ・エイド>を振り返った。
◆トニー・アイオミ画像
ブラック・サバスは80年代半ば、メンバー・チェンジが激しく、活動が停滞。アイオミはソロ・アルバム(後にブラック・サバス ft. トニー・アイオミ名義でリリースした『Seventh Star』)を制作中だった。
歴史に名を刻むチャリティ・コンサート<ライブ・エイド>が1985年7月13日に開催されてから35年が経つのを記念し、アメリカのデジタル・ラジオSiriusXMが放送した特別番組『Live Aid Look Back: 35 Years Later』でアイオミはこう語った。
「素晴らしかった。また彼らと一緒にできたのは素晴らしかった。ちょっと非現実的だったけどね。と言うのも、(あのとき)僕は基本的にスタジオに入ってたから。スタジオから(公演へ)向かうのは僕にとって珍しいことだったんだ。それが突然、全員が揃い、2日後大勢の人たちの前でステージに立つ。そういうの経験したことなかった。僕らはいつも、ちゃんとした公演の前にはしばらくリハーサルを行ってた。でも、これは1時間くらいの素早いリハーサルで、翌日、本番だった。だから、ちょっと緊張したね。機材の具合なんかもわからなかったし、僕ら、長いこと一緒にパフォーマンスしてなかった。やってみるって感じだったよ」
ブラック・サバスはこのとき「Children Of The Grave」「Iron Man」「Paranoid」の3曲をプレイした。
『Live Aid Look Back: 35 Years Later』にはアイオミほか、ジューダス・プリーストのロブ・ハルフォード、ナイル・ロジャース、REOスピードワゴンのケヴィン・クローニンらがゲスト出演しているという。
Ako Suzuki
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