グレイト・ホワイトの元シンガーたち「俺らは関係ない」

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グレイト・ホワイトが新型コロナウイルスへの対策を取らず開かれたイベントに出演したことを伝える記事の一部で、最新ではなく過去の写真が使われていたそうで、元シンガーのテリー・イルス(2010~2018年在籍)が抗議した。オリジナル・ヴォーカリストのジャック・ラッセルも別の理由から自分は無関係との声明を出している。

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イルスは週末、こうつぶやいた。「@EWにより広まり、@peopleや@foxcarolinanewsなどのメディアがシェアしたグレイト・ホワイトに関する記事に俺の写真が付随している。事実を確認せずシェアするメディアがこんなに多いとは驚きだ。俺は2018年以降、GWとは無関係だ」



また、グレイト・ホワイト脱退後、ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイト名義で活動するラッセルは、ビデオ・メッセージを投稿し、「やあ、ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトのジャック・ラッセルだ。俺らが木曜日夜ノースダコタでプレイしたって嫌な噂が流れているのを知った。1つ言わせてくれ。俺らは、11年近くグレイト・ホワイト名義ではプレイしていない。ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトだ。ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトと言ってなかったら、俺のことでも俺のバンドのことでもない」と、無関係であることをはっきりさせ、「俺がこのCOVIDのことをものすごく深刻に受け止めていることを知ってもらいたい。みんな、マスクを着け、社会的距離を取るべきだ」と忠告した。


グレイト・ホワイトは先週(7月9日)、米ノースダコタ州ディッキンソンで毎週木曜日開かれているストリート・イベント<First On First: Dickinson Summer Nights>に出演し、マスクを着けず密集する人たちの前でパフォーマンスした様子が伝えられ、物議をかもした。

バンドはその後、「我々はプロモーターと連携していたと断言したい。ノースダコタ州政府はマスク着用を推奨していたが、しかしながら、我々は法を施行する立場にはない」ものの、「契約上の取り決めを守ろうという我々の決断に賛同できない人たちへ謝罪したい」との声明を出していた。

ちなみに、現在のリード・ヴォーカリストはミッチ・マロイ。テリー・イルスが2018年に脱退後、加入した。

Ako Suzuki
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