ミック・ジャガー、ザ・ローリング・ストーンズの新作「いい感じ」

ミック・ジャガーが今週(7月22日)、英国BBCラジオ2の番組『The Zoe Ball Breakfast Show』にゲスト出演し、制作中のザ・ローリング・ストーンズのニュー・アルバムについて語った。
◆ザ・ローリング・ストーンズ動画、画像
「期待しないで(笑)」と冗談めかした後、曲の制作状況について問われたミックはこう答えた。「(今年4月にリリースした)“Living In A Ghost Town”と同じ時期にたくさんの曲をレコーディングした。実際、僕はヴォーカルのパートを仕上げつつあるとこだ。インストゥルメンタルの一部もね。いくつかの曲はミックスしてる」
しかし、完成させるには「みんなで集まり、あと何回かセッションする必要がある」と付け加え、「今は集まれないからね……。でも、これまでやってきたことはいい感じだ。僕はかなりいいと思ってる」と話した。
ザ・ローリング・ストーンズのオリジナル・ソングによるスタジオ・アルバムは、2005年発表の『A Bigger Bang』以来となる。オリジナルでは8年ぶりの新曲だった「Living In A Ghost Town」は1年以上前にLAでレコーディングされ、リリース時、ミックは「ロックダウンの前に、ストーンズはスタジオで新曲をレコーディングしていた。その中に、いま現在の状況に共鳴するような曲があったんだ。だから、それぞれが個別に作業してこの曲を仕上げた」とコメントしていた。
彼らは9月、1973年に発表したアルバム『Goats Head Soup(邦題:山羊の頭のスープ)』をデモやアウトテイク、ライブ・パフォーマンス、未発表曲を加え再リリースする。水曜日(22日)、ジミー・ペイジをフィーチャーした「Scarlet」のリリック・ビデオが公開された。
Ako Suzuki
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