フリートウッド・マックの創設者、ピーター・グリーンが死去

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フリートウッド・マックの創設者の1人、ギタリストのピーター・グリーンが7月25日、亡くなった。現時点、死因は明かされていないが、睡眠中に息を引き取ったという。73歳だった。

◆ピーター・グリーン画像

家族が弁護士を通じ、「大変残念ではありますが、ピーター・グリーンの家族はこの週末、彼が眠っている間安らかに息を引き取ったことをお知らせします。さらなる詳細は数日内にお伝えします」との声明を出した。

ピーター・グリーンは、1965年秋19歳のとき、エリック・クラプトンに代わりジョン・メイオール&ザ・ブルースブレイカーズの公演に参加したのを機に、ザ・ブルースブレイカーズの正式メンバーとなった。アルバム『A Hard Road』(1967年)でのパフォーマンスが高い評価を得たが、自身のブルース・バンドを結成したいと短期間で脱退し、ミック・フリートウッドと活動を共にし、ジョン・マクヴィーが加入したことでフリートウッド・マック(初期のバンド名はピーター・グリーンズ・フリートウッド・マック)が誕生した。

バンドの中心的存在だったものの、1970年に薬物が原因で音楽活動が滞り脱退せざるを得なかったが、フリートウッド・マックのメンバーそしてファンからずっとリスペクトされてきた。

盟友ミック・フリートウッドはピーター・グリーンと彼の才能に対する崇敬の念なくしてフリートウッド・マックは語れないと、今年2月、豪華ゲストを迎え、グリーンの音楽を称える特別公演<Mick Fleetwood & Friends Celebrate The Music Of Peter Green and the early years of Fleetwood Mac>を開いたばかりだった。

今年1月、Rufus Publicationsはグリーンの本と音楽プロジェクトに携わっていることを明かし、それに参加したというメタリカのカーク・ハメットがグリーンとの2ショットをインスタグラムで公開していた。

Ako Suzuki



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