ポリッジ・レディオ、初のスタジオ・レコーディング・アルバム『Every Bad』リリース

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近年、新たなコレクティヴとして独自のスタイルを形成しているブライトンのDIYシーンの筆頭として知られるポリッジ・レディオ。

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フロントウーマン、ダナ・マーゴリンの直接的で広く深い洞察力を持った歌詞と、その佇まいはマントラとなり確実にファンを増やし続けている。2012年にはセルフ・リリースで初音源を発表。2016年(デジタル/カセット・リリース/LPは2017年にリリース)にJPEGMAFIAもリリースしているMemorials of Distinctionよりアルバム『Rice, Pasta and Other Fillers』をリリース。本作は倉庫で一発録りで制作され、その生々しいサウンドが話題となった。しかし彼女達は自身の属するシーンの、ある意味“居心地の良さ”に止まることなく新たな領域を目指すことにした。2019年の4月、5月には初めてスタジオでプロデュースされたシングル「Give/Take」、「Donʼt Ask Me Twice」をMemorials of Distinctionよりデジタル・リリース。Noisey、The Guardian、Loud & Quiet、Stereogumなどから熱心なサボートを受け、UKで今後の活動が期待される最もエキサイティングなバンドのひとつになった。


そして2019年末、新曲「Lilac」のリリースとともにSecretly Canadianとの契約を発表。2020年7月に初のスタジオ・レコーディング・アルバム『Every Bad』をリリースする。抑えきれない感情を発露するような、初期のカレン Oを思わせる生々しいダナのボーカル(彼女はチャーリーXCXやクランベリーズなど、一見意外とも言えるアーティスト/グループからも影響を受けている)、PJ ハーヴェイやパティ・スミス・グループ、ジョイ・ディヴィジョンのようなエモーショナルで緊張感を持ったバンド・サウンド……ダナは「他の人との関係に於いて自分がどのような存在でありたいか、自分の感情を処理するにはどうすればいいか、いかに感受性を保ち、自分の気持ちを人々に示すか。私は感受性を保ちオープンであることに苦労しています。だからそれを歌を通して表している」と語っている。

彼女たちの曲は個人的な心の探求であるが、表現されたポリッジ・レディオ独特の奇妙で美しい音楽は、誰かとの対立を感じたり、2つの異なる感情を胸に抱いたり、他者に対しての自身の選択や関係性に深く心を揺さぶったことのある全てのリスナーに手を差し伸べる。


『Every Bad』

2020年7月31日(金)リリース
SC393JCD[国内流通仕様]
ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
1. Born Confused
2. Sweet
3. Donʼt Ask Me Twice 4. Long
5. Nephews
6. Pop Song
7. Give/Take
8. Lilac
9. Circling
10. (Something)
11. Homecoming Song

◆ポリッジ・レディオ オフィシャルサイト
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