【レポート】安田レイ、自身初の無観客配信ライブで伝わった“体温”と“感謝”

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安田レイが7月30日、自身初となる有料配信ライブ<what do you see vol.1>を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆安田レイ 画像 / 動画

渋谷THE GUINGUETTにて実施された無観客配信ライブは、クレハリュウイチ(key)、稲田一朗(per)によるアコースティック編成で全12曲を披露。サウンドはもとより、安田自身が選んだという多国籍ムード溢れる会場、そしてこだわりのカメラワークが、美しい映像を全世界に発信することとなった。


「この数ヶ月の寂しさを埋めるように、愛を込めて歌を届けたい」と開演前に語った安田レイ。ライブは「over and over」で華やかに幕を開けた。“そばにいるよ”というメッセージが、優しくも力強く、伸びやかな歌声に乗せて響きわたる。3曲目「Sweet Home」以降は、“今は直接会うことが出来ないけど、心は繋がっている”という想いが感じられ、このコロナ禍で歌われることによって、楽曲に新たな意味が宿るようでもある。

ライブ中盤には、自身作詞作曲の最新アルバムタイトル曲「Re:I」を初披露して、新たな音楽性をのぞかせた。続く「赤信号」では、感情を吐き出すような歌声、ピアノとパーカッションのアバンギャルドなビートが交錯して、妖艶なグルーヴを醸し出す。アコースティック編成とは思えぬダイナミズムを感じさせたのは最新シングル曲「through the dark」だ。アーティストとしての広大なスケール感が画面を通しても漂ってくるようだ。

MCでは、「この日のライブに向けてゲン担ぎにカツカレーを食べた」というエピソードを披露。改めてライブで歌声を届けられることへの喜びをかみしめながら、「TV番組の影響で改めて聴いてくれる人が増えて嬉しい」と語って「Brand New Day」へ。印象的なピアノリフが流れると、抜けの良いビートに切なくも爽やかな歌声を乗せた代表曲「アシンメトリー」を満面の笑顔で届けた。


珠玉のバラード「きみのうた」で涙を滲ませながら大熱唱してクライマックスを迎えたライブは、安田レイ自身の想いの詰まった原点となるデビュー曲「Best of my love」で幕を閉じた。

“what do you see”と冠した安田レイ初の配信ライブは、“歌いたい”という気持ちとファンへの愛と感謝を力に、画面越しに聴く者の心と体を振動させ、脳裏にたくさんの景色や感情を思い起こさせた。同公演の模様は8月2日(日)23:59まで、LIVE LOVERSにてアーカイブ視聴が可能だ。

撮影◎真島洸


■<安田レイ<what do you see vol.1>7月30日(木)セットリスト

01. over and over
02. true colors
03.「sweet home」
04. dazzling tomorrow
05. Re:I
06. 赤信号
07. through the dark
08. Brand New Day
09. アシンメトリー
10. キラメキmoonlight
11. きみのうた
12. Best of my Love
▼出演
安田レイ(Vo)、クレハリュウイチ(key)、稲田一朗(per)
▼会場
渋谷THE GUINGUETTE (無観客ライブ)

■<安田レイ<what do you see vol.1>アーカイブ視聴

視聴可能期間:7/30(木)20:00〜8/2(日)23:59
▼チケット
¥2500(税込)
販売期間:7/10(金)17:00〜8/2(日)22:30
▼視聴環境
チケットぴあ PIA LIVE STREAM
※ご利用には「チケットぴあ」への会員登録が必要となります(入会金・年会費は必要ありません)
https://w.pia.jp/t/yasudarei-pls/

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