元ちとせ、「死んだ女の子」期間限定配信がスタート＋『関ジャム』出演決定

元ちとせが、坂本龍一プロデュースによる楽曲「死んだ女の子」のデジタル配信を8月31日（月）までの期間限定でスタートさせた。

「死んだ女の子」は、トルコ出身の詩人ナジム・ヒクメットの詩を中本信幸が日本語に訳し、その訳詞をもとに、外山雄三による作曲で歌曲化した作品だ。原爆の悲惨さと戦争に反対する切なる気持ちが、原爆の火に焼かれてしまった女の子に成り代わって綴られる。

坂本龍一と元ちとせは原爆投下から60年の節目となった2005年8月6日、広島の原爆ドームの前で同曲のパフォーマンスを披露。これが大きな話題を呼び、同年より毎夏、期間限定の配信リリースが続いている。2015年発表のカバーアルバム『平和元年』にも収録されているが、単曲での配信は毎年夏に行なわれるのみ。今回も例年同様、楽曲配信の売上の一部はユニセフ（国際連合児童基金）に寄付される。

なお、元ちとせは8月9日（日）放送の『関ジャム 完全燃SHOW』（テレビ朝日）にトーク＆パフォーマンスゲストとして出演することも決定している。「なぜ心が掴まれる？奄美大島の音楽とは？」を掲げたこの日の放送では、城 南海と共に、実演を交えて奄美シマ唄についての解説を行う。