小林幸子 × 松岡充、新ユニット“シロクマ”始動

小林幸子と松岡充がユニット“シロクマ”を結成。シングル「しろくろましろ」を10月7日にCDリリースする。また、同楽曲は『ニコニコ超会議 2020 夏』のテーマソングに起用されることが決定しており、イベント初日となる8月9日に先行配信リリースされる。

◆小林幸子 × 松岡充 画像 / 動画

演歌の女王とロックミュージシャンによるタッグの誕生だ。お互いのジャンルは異なれど、イベントでの共演経験をきっかけとして親交を深めたという。

演歌を極めながら、次々と新ステージへのチャレンジを繰り返し、今やネット世代から“ラスボス”として親しまれる存在となった小林幸子と、ロックミュージシャンにして俳優の松岡充との融合は、ニコニコ動画主催イベント『ニコニコ超パーティー2018』のステージ上でさらに強固なものとなったそうだ。小林幸子のシングル「存在証明」を松岡充とサプライズデュエット。そのときに「この人なら私の才能を引き出してくれそうだ」と感じた小林幸子のオファを松岡充が受けるかたちで今回のプロジェクトがスタートした。


松岡充が作詞、作曲、歌唱を務めた楽曲が「しろくろましろ」だ。同曲制作にあたって松岡充は、自ら小林幸子に取材を行なったという。そのときに語られたのが、「白を黒に変えられたら、またそれを真っ白に戻せばいい」「涙が枯れるまで泣いたら、しゃがむの。しゃがんだあとは立ち上がるしかないんだよ。とりあえず何があっても」といった人生訓。芸能生活57年目を迎えた小林幸子がその間、どん底から何度も立ち上がり、がむしゃらに前を向いて生き抜いてきたリアルな生き様を、松岡充が小林幸子に成り代わって歌詞に綴った。

この楽曲を初めて聴いたその瞬間、小林幸子は「号泣した」という。単なる楽曲提供やデュエットの枠を超え、2人が心と心で真剣に向かい合い、その化学反応から生まれた「しろくろましろ」は、新型コロナウイルスの影響で世の中全体が打ちひしがれている今こそ、音楽を通して幸せの種を蒔いていく。

『ニコニコ超会議 2020 夏』は8月9日から8月16日までの8日間開催されるが、8月13日にはニコニコ生放送にてシロクマが「しろくろましろ」を初パフォーマンスすることも決定している。なお、CD盤のカップリングには、2007年に松岡充がSOPHIAとしてリリースしたシャンソンの名曲、エディット・ピアフの「愛の讃歌」を松岡充自身が訳詞したカバー曲「青空の破片(かけら)」を小林幸子の歌唱で収録する。

以下に、小林幸子と松岡充のコメントをお届けしたい。


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【小林幸子】
「小林幸子の歌手人生。
そして今届けたい想いを松岡充君が楽曲にしてくれました。
演歌で表現してきた歌の世界を越えて、私の本心が詰まったメッセージソングです。
初めて聞いた時は号泣しました。
ロック「松岡充」とのデュエット。
どんな化学反応が起きるか自分でも楽しみです。
今この大変な世の中に、沢山の人に幸せの種を届けたい。みんなとハンドクラップし、大声で笑顔で歌える日が一日も早く来ることを祈って今は歌います。
皆さん一緒に「前を！前を！」見て踏ん張って立ち上がりましょう！！
あっ！ユニット名「シロクマ」可愛いでしょ♪ 応援してね！」

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【松岡充】
「コロナ禍の世界
我々の国、日本もその渦中
日々未来を生きる事にさえ不安が襲ってくる現在
人々は一人一人
自分自身のやるべき事に向き合いながら
地道に懸命に生きるしかない
当たり前の幸せはもうどこにもない
全ての生きる人達が試されている
そんな今
アーティストはどうあるべきか？
アーティストとして、歌手として、人として
大先輩の小林幸子さんから
大きなチャンスをもらった気がしている
どんな時でも詩うのが歌手
どんなに苦しくても誰かの笑顔を生む為に作品を
紡ぎ出すのがアーティスト

“しろくろましろ“
黒く塗り潰されたら、また白に戻せばいい
どんなに時間がかかっても
どんなに大変な作業でも
やればできる
それを日々目指して歩き出す事
それこそが人生なんじゃないか？
幸子さんから発せられたメッセージを
僕はメロディと歌詩にしたまで
塗り潰されたら白に戻せばいい
こんな時代だからこそ
さらに光り輝く
“真白“に！」

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