Ken Yokoyama、初ミニアルバム『Bored? Yeah, Me Too』をレーベル直販+トレーラー公開
Ken Yokoyamaが自身初のミニアルバム『Bored? Yeah, Me Too』をリリースすることが発表となった。セルフコンピレーションアルバム『Songs Of The Living Dead』から1年9ヵ月ぶり、オリジナル音源としては2015年発売の『Sentimental Trash』以来、5年ぶりのリリースとなる。同ミニアルバムは横山健自身が代表を務めるPIZZA OF DEATHより、通販のみのレーベル直販リリースとなり、9月25日より発送が開始される予定だ。
◆Ken Yokoyama 画像 / 動画
『Bored? Yeah, Me Too』というタイトルは、直訳すると“ヒマだって? ああ、俺もだよ”。コロナの影響でシリアスな空気が世の中に流れるなかにリリースされる作品ながら、横山健らしいユーモアセンスたっぷり。アートワークからも今の状況を皮肉ったアティチュードが見て取れる。
同ミニアルバムには全6曲全14分8秒を収録。定評の高い横山健のポップセンスとアレンジセンスが別の次元に突入したことが1曲目「Runaway With Me」のド頭から感じられる仕上がりだ。一切の無駄がなく、ひとつひとつの音や旋律、コーラスワークが必然とも思える形で疾走するビートのなかにピタリと収まっている。
全曲にシンガロングを誘発するキャッチーさを持ちながら、スリル漂うのも今作の特徴であり、それは歌詞にも表れている。“お前は「男が逃げたらダメ」って言うけど 心配ない 代わりに人形でも置いときゃ 誰も気がつきゃしないよ”と歌う「Runaway With Me」、“音楽はオレの全てさ”と改めて宣言する「Woh Oh」、秀逸なキ●タマショートストーリー“Balls”、“呼吸しているだけじゃ 生きてるとは言えないんだぜ”と投げかけるファイトソング「Still I Got To Fight」、“陰口を叩きたいなら オレ抜きでやってくれ”と吐き捨てる「Count Me Out」、そして、恒例のカバーソング「You Are My Sunshine」という流れ。2020年春以降、多くのアーティストが様々な発信を続けているが、このミニアルバムに込められたのはしばらく世間から身を隠していた彼からのメッセージなのかもしれない。
なお新ドラマーEKKUNは、単独作としては初のレコーディング参加となる。タイトでパワフルなドラミングがこれまでのKEN BANDにはなかったサウンドを生み出したことにも注目だ。
前述したように、『Bored? Yeah, Me Too』は自らが代表を務めるPIZZA OF DEATHが設立した、新たな流通経路を使った通販のみのレーベル直販となる。立ち上げから20年を超えたレーベルによる新たな試みとなるものだ。
■1stミニアルバム『Bored? Yeah, Me Too』
※レーベル直販(通販のみ)
PODR-2 ¥1,650+税
01. Runaway With Me
02. Woh Oh
03. Balls
04. Still I Got To Fight
05. Count Me Out
06. You Are My Sunshine
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