ロジャー・グローヴァー「リッチー・ブラックモアは人をイラつかせるのを楽しんでる」

ディープ・パープルのロジャー・グローヴァー(B)が、元バンド・メイト、リッチー・ブラックモアの性格について「人をイラつかせることを楽しんでいる」と話した。
◆ディープ・パープル画像
米ラジオ番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』にゲスト出演したグローヴァーは、ブラックモアが気難しく、反感を買うことさえあるのは、神秘的な雰囲気を醸し出すための見せかけなのか、それとも生来の気質だと思うかと問われると、こう答えた。「両方だと思う。僕は、彼はそういう性格なんだと思う。でも、楽しんでもいる。彼は、人の神経を逆なでするのを楽しんでる。そして、人々は彼がなにを目論んでいるのかわからない。それが彼の性格だと僕は思う」
しかし、「何よりもまず、彼はミュージシャンだ。彼(の性格)と音楽は切り離して考えなくてはならない」と続けた。「音楽自体は素晴らしい。彼は信じられないほど優秀なプレイヤー、作家、扇動者だ。彼は我が道を行き、僕らはしばらくその道を彼と歩んだ」
「リッチーは、自分の望むことは何であれ、やる。彼は我が道を行き、僕はそれを完全に理解できる。彼は名声よりもアーティストとしての自分を信じている」
グローヴァーは、ディープ・パープルだけでなくレインボーでもブラックモアと同じ道を歩んだ。
Ako Suzuki
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