<黒フェス2020>、コロナ対策を施して有観客公演実施「一歩進まなければ始まらない」
松崎しげるが9月6日(クロの日)に毎年開催しているエンターテイメント音楽フェスが<黒フェス 〜白黒歌合戦〜>だ。2015年よりスタートした同フェスも今年で6年目。そのオフィシャルレポートをお届けしたい。
◆<黒フェス2020〜白黒歌合戦~> 画像
2020年にソロシンガーとして50周年を迎えた松崎しげるによる<黒フェス〜白黒歌合戦〜>は、これまでジャンルを超えて多くのアーティストが集結、幅広い層を楽しませてきた。だが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大という不測の事態がエンタメ業界を直撃。イベントやライブ、舞台公演などがことごとく中止や延期に追い込まれた。
松崎は8月、「今年はみんな大変な思いをしています。でも、僕たちは何かやらなきゃいけない。だから今年はやります! 歌でみんなと一緒になってつながりたいと思っています」とイベントのオフィシャルサイトに動画メッセージを投稿。フェスにかける熱い思いを語った。もちろん、ガイドラインに沿ってソーシャルディスタンスを守り、会場への入場者数を1/3以下に限定。さらにはオンライン同時配信も行うという新しいスタイルでの開催となった。
また、入場者にはサーモグラフィーによる体温チェックや手指消毒、マスクの配布および着用を促すなど、徹底した感染対策を実行、会場も客席後方の扉を全て解放し徹底した換気を心掛け、通常とは違うムードの中、<黒フェス2020〜白黒歌合戦〜>がオープニングアクトの703号室の演奏で始まった。
▲703号室
▲LE VELVETS
▲TEE
▲BOYS AND MEN
▲ファンキー加藤
▲Ange et Folletta
その後、中孝介や、男性ボーカルグループLE VELVETS、TEE、BOYS AND MEN、ファンキー加藤、そしてアイドルグループのAnge et Follettaなど、個性豊かな面々が続々とパフォーマンスを披露。
中盤では、映像で参加した河村隆一、バンドスタイルの大黒摩季といった実力派シンガーが、深みのある歌を聴かせた。
▲河村隆一
▲中孝介
▲大黒摩季
▲HOUND DOG
▲ももいろクローバーZ
▲Mr.シャチホコ
後半はHOUND DOGに加え、“黒フェス”の常連、松崎のうらわかき相棒、ももいろクローバーZがリモートで生出演。ピアノ伴奏のみのアコースティックアレンジで、「行くぜっ!怪盗少女」など4曲を熱唱。歌にフォーカスしたパフォーマンスは印象的だった。
その後は、和田アキ子や桑田佳祐&Mr.Childrenの完璧なモノマネで話題のMr.シャチホコが盛り上げ、フェスはいよいよ大詰めへ。
▲松崎しげる+MC+たいめいけん茂出木シェフ
白いスーツで登場した松崎しげるは「ルパン三世のテーマ」「愛のメモリー」などの代表曲を響かせ、衰え知らずの歌唱力で圧倒。MCでは「今の台風で大変な思いをされている人やコロナ禍で大変な思いをしている人を気遣いつつ、エンターテイメントも一歩進まなければ始まらない!」と、コロナ禍の中でも黒フェスを開催し、エンターテイメントを守る心意気を語った。こんな時代だからこそ、音楽の力を信じる、そんな思いを実感できたイベントだった。
なお、<黒フェス2020〜白黒歌合戦〜>の模様は、JOYSOUND「みるハコ」にて10月20日〜11月19日の期間中、アーカイブ放送が実施される予定だ。
■アーカイブ配信<黒フェス2020〜白黒歌合戦〜>
https://miruhaco.jp
対応機種:JOYSOUND MAX GO
対象店舗:全国予定
期間:10月20日〜11月19日予定
金額:カラオケボックスの室料、ドリンク代で視聴できます
※詳細は「黒フェス」ホームページにて
この記事の関連情報
ももクロ、最新アルバム新曲が試聴できる“イドラ像”出現
【レポート】大黒摩季主宰チャリティライブ<Cheer Up! 能登半島!>、被災地へ届ける「広がれ!親戚の輪♡」
ももクロ、<春の一大事2024>完遂。メンバー4人それぞれソロライブ開催決定
ももクロ、ニューアルバム『イドラ』のテーマを表現した新曲「Heroes」MV
大黒摩季、能登半島地震復興応援チャリティライブを生配信「誰かの笑顔や未来の支えに」
MUCC逹瑯とNoGoD団長がMCの配信番組『いじくりROCKS!』、50回目の記念放送にLUNA SEA河村隆一
大黒摩季、能登半島地震復興応援チャリティライブの追加ゲストにラスボス小林幸子
ももクロ、最新アルバム『イドラ』楽曲ラインナップ発表。新曲「Heroes」先行配信も決定
大黒摩季、能登半島地震復興応援チャリティライブのゲストにA.B.C-Z、DEEN、ハラミちゃん、TRFのYU-KIなど6組