クール&ザ・ギャングの創設メンバーの1人、ロナルド・ベルが死去

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「Get Down On It」「Joanna」「Celebration」などのヒットで知られるR&B/ファンク・グループ、クール&ザ・ギャングの創設メンバーの1人、ロナルド・ベルが、9月9日、68歳で亡くなった。現時点、死因は明かされておらず、ベルの代理人は、ヴァージン諸島にある自宅で息を引き取った、突然の出来事だったとの声明を出したという。

◆クール&ザ・ギャング画像

幼いときからジャズに親しんできた彼と兄ロバートは、1964年、高校の友人らとジャズ、ソウル、ファンクを融合したグループThe Jazziacsを結成。60年代終わりからクール&ザ・ギャングとして活動するようになった。

1969年にデビュー・シングル「Kool And The Gang」、1970年に同名のファースト・アルバムを発表し、すぐにヒットに恵まれたわけではなかったが、1973年にリリースした「Jungle Boogie」、翌年の「Hollywood Swinging」でブレイクし、70年代終わりから80年代後半にかけて「Ladies Night」「Too Hot」「Celebration」「Get Down On It」「Joanna」「Cherish」など多くのヒット曲を生み出した。ロナルドはこれらの曲を兄ロバートや同じく創設メンバーの1人クレイデス・チャールズ・スミスらと共作し、特徴のあるサックスでサウンドを彩った。

まだ、ロバートを始めメンバーからコメントはなされていない。

Ako Suzuki
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