シンガーソングライター/ノヴェリストのジョン・ダーニエル率いるザ・マウンテン・ゴーツ、19枚目となる新作完成

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シンガーソングライター/ノヴェリストのジョン・ダーニエル率いるザ・マウンテン・ゴーツが19枚目となる新作を完成させた。

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2020年3月1日、ザ・マウンテン・ゴーツの4人、ジョン・ダーニエル、ピーター・ヒューズ、マット・ダグラス、ジョン・ウースターはテネシー州メンフィスにある伝説的なスタジオ、Sam Phillips Recordingを訪れた。

ダーニエルはバンドのメンバーに新しい曲の準備をさせ、昨年にリリースされたアルバム『In League with Dragons』のエンジニアをつとめたプロデューサー、マット・ロス・スパングと再び作業を開始した。クランプスの1980年のデビュー・アルバムがレコーディングされたのと同じ部屋で、ザ・マウンテン・ゴーツは絶好調のバンドのマジックを捉えるために1週間を過ごした。その結果完成したのが『Getting Into Knives』である。

アルバムではチャールズ・ホッジス(アル・グリーンの数多くのレコードにも参加)がハモンドB3オルガン、クリス・ボーナー(ヒス・ゴールデン・メッセンジャーのバンド・メンバー)がギターを、それぞれゲストとしてプレイしている。


ザ・マウンテン・ゴーツはシンガーソングライター、ジョン・ダーニエルによって1991年にカリフォルニアで結成されたインディーフォーク・バンド。

何年もの間、ダーニエルが中心となって活動してきたが、後に、ベースのピーター・ヒューズと、スーパーチャンクのドラマーでもあるジョン・ウースターがメンバーとして固定されている。

カセットなどでリリースをおこなった後、1994年に初のスタジオ・アルバム『Zopilote Machine』をリリース。2002年の7枚目のアルバム『Tallahassee』より4ADに移籍。その後、13枚目のアルバム『All Eternals Deck』からは、Merge Recordsへ移籍。この作品から、USチャートのトップ100以内にアルバムがランクインするようになり、2012年の『Transcendental Youth』、2015年の『Beat the Champ』、2017年の『Goths』、2019年の『In League with Dragons』とリリースを続けている。


2020年4月には18枚目のアルバム『Songs for Pierre Chuvin』をリリース。このアルバムは2002年のアルバム『All Hail West Texas』以来となるバンドのフロントマン、ダーニエルのみをフィーチャーした作品となり、デジタルとカセットでリリースされた。なおジョン・ダーニエルは、米ローリング・ストーン誌に「2000年代のアメリカが誇る最も優れた作詞家の一人」と評され、2014年には処女小説『Wolf In White Van』を発表。全米図書賞にもノミネートされている。


『GETTING INTO KNIVES』

2020年10月28日(水)リリース
MERGE RECORDS
MRG716JCD[国内流通仕様] ¥2,200+税
発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ

■収録曲目:
1. Corsican Mastiff Stride
2. Get Famous
3. Picture of My Dress
4. As Many Candles As Possible
5. Tidal Wave
6. Pez Dorado
7. The Last Place I Saw You Alive
8. Bell Swamp Connection
9. The Great Gold Sheep
10. Rat Queen
11. Wolf Count
12. Harbor Me
13. Getting Into Knives

◆ザ・マウンテン・ゴーツ オフィシャルサイト
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