サンタナ<50周年記念第2弾>、最高傑作と評される『天の守護神ーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』発売決定

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サンタナ初の全米アルバム・チャート1位に輝いた1970年のセカンド・アルバム『天の守護神』(原題:Abraxas)の発売50周年を記念し、世界初登場となるSA-CDマルチ・ハイブリッド盤が10月28日(水)に発売されることが決定した。本日(23日)発売の『サンタナ―SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション―』に続く、世界のサンタナ・ファン垂涎の50thアニヴァーサリー・シリーズ第2弾となる。

◆サンタナ 関連画像

本作はサンタナの全キャリアを通して最高傑作と評される大ベスト・セラー・アルバムで、これまで全世界で1,000万枚以上のセールスをあげている。シングル・カットされたフリートウッド・マックのカヴァー「ブラック・マジック・ウーマン」は、全米シングル・チャートで4位のヒットを飛ばすとともに日本でのサンタナ人気に火をつけた楽曲として知られ、“サンタナ=ラテン・ロック”を最も象徴する1曲となった。その他にも、ニューヨーク・ラテンの重鎮ティト・プエンテ作の「僕のリズムを聞いとくれ」(原題:Oye Como Va)や、美しいギター・インストゥルメンタル・バラード「君に捧げるサンバ」(原題:Samba Pa Ti)といった初期代表曲が収録されている。このオリジナル・ステレオ盤の発売から2年後の1972年に登場したのが4chサラウンド・ミックス=クアドラフォニック盤である。当時は日本盤も発売されたが、’80年代のCD移行後は海外で’00年代初頭にDTSフォーマットで発売(現在廃盤)されたのが唯一で、SA-CDでのマルチ・チャンネル化は今回が世界初となる。

『サンタナーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』同様に、本エディションもオリジナル・4chミックス・マスター音源を日本のソニー・ミュージックスタジオにて世界で初めてDSDマスタリングを施し、SA-CD 2chとCDも再生可能なハイブリッド・ディスク仕様となっている。SA-CD 2ch、CD層共にオリジナル・2chミックス・マスター音源からの最新リマスター盤となっているが、やはり最大の聴きどころはSA-CD 4ch。カルロス・サンタナのギターやグレッグ・ローリーのキーボードが4本のスピーカーをぐるりと周回したり、様々なリズム楽器が聴き手を囲むように四方八方から賑やかに鳴る様など、ステレオ・ミックスとは異次元のサウンドスケープを楽しめる。さらに、所々でステレオ・ミックスには存在しないアザー・テイクやマスター・テープに残るメンバーの生々しいシャウトがそのまま採用されていることなども、このクアドラフォニック・ミックスの希少性を感じさせる。パッケージは日本盤クアドラフォニックLPを精巧にリサイズした7インチ紙ジャケット仕様となり、当時の日本盤アナログ・シングル・ジャケットやオリジナルLPに封入されていたポスターを復刻している。


『天の守護神ーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』  

2020年10月28日(水)発売 
SICP 10135 ¥4,500+税
完全生産限定盤/日本独自企画
 
■収録曲
1. Singing Winds, Crying Beasts / 風は歌い、野獣は叫ぶ
2. Black Magic Woman / Gypsy Queen / ブラック・マジック・ウーマン/ジプシー・クイーン 
3. Oye Como Va / 僕のリズムを聞いとくれ
4. Incident at Neshabur / ネシャブールの出来事
5. Se A Cabo / すべては終わりぬ
6. Mother’s Daughter / マザーズ・ドーター
7. Samba Pa Ti / 君に捧げるサンバ
8. Hope You’re Feeling Better / ホープ・ユー・アー・フィーリング・ベター
9. El Nicoya / エル・ニコヤ

◆サンタナ オフィシャルサイト
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