松田優作、1987年5月ラスト・ライブが松田美由紀監修により初CD化

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松田優作が1987年5月に行ったラスト・ライブが松田美由紀監修により初CD化される。ほとんどの曲に斬新な新アレンジを施し叶わなかった次のステップが明らかに。松田優作が唯一認めた写真家、渡邉俊夫氏による42点の写真(ほとんど未発表) を収めた36頁フォトブックを附した豪華仕様初回限定盤となる。

◆松田優作 関連動画&画像


自らプロデュースした渾身の名作にして最後のアルバムとなった『松田優作 D.F.Nuance Band』(1987年4月)発売時の全国ツアー、そのうち最良のものと後に語り継がれた大阪サンケイホールでのライブ録音が発見された。演奏は、本アルバムの為に松田優作が集めた最小かつ最強のメンバー、李世福、奈良敏博、羽山伸也。録音は本ツアーのライブ・エンジニア渡邉哲三氏によるライン録音、その後ミックスが施され音質は良好、さらに中村宗一郎による編集・マスタリングでヴィヴィッドに蘇った。この日の演奏全22曲をMCまで漏らすことなく収録した完全盤、俳優と同等に心血注いだアーチスト/音楽家/歌手/プロデューサーとしての松田優作の、ロックでもジャズでもない何でもない、遂に未来が見えていたのではないかと思えるものにまで昇華してしまったその最高傑作が出来た。

■松田美由紀 コメント

優作の残り香

音は記憶とつながってる。
何年経ったとしても、どんな場所にいても

音が鳴れば、優作の肉体は目の前に
浮かび上がる。

優作の汗や、残り香すらも。
観客席でドキドキしながら、
手を握って聴いていた私もいた。

優作の声を聞くだけで、時を超えるんだ。

また聴きにいこう。
また、逢いに行こうか。

(2020年9月)


『LAST LIVE』

2020年11月4日(水)リリース
SUPER FUJI DISCS FJSP409
2枚組 CD+写真集 ¥4,680+税

Disc1
1. Bay City Blues
2. 夢・誘惑
3. 灰色の街
4. プラチナム・ナイト
5. マリエル
6. イザラ
7. 月光
8. ナイト・パフォーマンス
9. ワン・フロム・ザ・ハート
10. アメリカ
11. インシェ
12. Deja-Vu

Disc2
1. チャイナ モルゲン
2. ハートブレイク クーニャン
3. ローリング・トゥウェンティーズ
4. サウスボーダー
5. 246 の幾何学
6. 赤い風
7. オデッサ
8. MC
9. サイゴン
10. No Where No
11. デューン

◆松田優作 オフィシャルサイト
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