Arturia「Micro Freak」にボコーダー付き限定モデルが登場「MicroFreak Vocoder Edition」

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Arturiaのハイブリッド・シンセ「MicroFreak」のボーコーダー付きモデルが登場。国内販売数100台限定で、10月10日に発売となる。ウェブ予約販売は10月2日PM12:00より開始。

数多いシンセサイザーの中でも異彩を放ち、ミュージシャンの好奇心をかき立てるハイブリッド・シンセサイザー「MicroFreak」に、リアルタイムな音色コントロールが可能な16バンド・ボコーダーを搭載した限定モデル「MicroFreak Vocoder Edition」が登場。脱着式のグースネック・マイクを装備し、白鳥のグラフィックをあしらった限定ホワイト・フィニッシュでスラっとした新たなルックスに仕上げた。なお、現行の「MicroFreak」もファームウェアのアップデートによりボコーダー機能を追加可能。グースネック・マイク単体も発売予定となっている(価格・時期未定)。


新たに搭載したボコーダーには、マイクからの音声を正確にトレースする16バンドのフィルター・バンクと、使いやすいグースネック・マイクを用意。購入後すぐにボコーダー・サウンドをプレイできる。「MicroFreak」ならではのワイルドな機能に追加されたボコーダー・モードのエンジンは、今までになかったタイプの音作りができる新設計。ボーカル・メロディをシーケンスしたり、ボイス・パラメーターをLFOでモジュレーションしたりと、多彩なサウンドが楽しめる。


また、マイクからの声だけでなく、外部機器のオーディオ信号をボコーダーに通すことも可能。他では得られないユニークなフォルマント・サウンドを作ることができる。接続は、3.5mm TRRS端子を介してヘッドフォン端子に外部オーディオを接続するだけでOKだ。

製品情報

◆MicroFreak Vocoder Edition
価格:45,000円(税別)
発売日:2020年10月10日

<パッケージ内容>
・MicroFreak Vocoder Edition 本体
・エレクトレット・マイク+グースネック、ヘッドフォン・アダプター
・パワー・サプライ

<外形寸法および質量>
・外形寸法:311(W)×233(D)×55(H)mm
・質量:1.02kg

<おもな特長>
・256プリセット・メモリー(224ファクトリー・プリセット)内蔵のシンセサイザー
・14種類のデジタル・オシレーター(Mutable Instruments社のPlatisエンジンや、ボコーダー・モードなど多彩なモードを内蔵)
・アナログ・スタイルのフィルター:12dB/Oct、レゾナンス、ローパス/バンドパス/ハイパス
・ADSRエンベロープ
・サイクリング・エンベロープ(2モード):エンベロープ、LFO
・LFO(テンポシンク可能):サイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波、ランダム、スルーランダム
・モジュレーション・マトリクス:5ソース、7デスティネーション(3カスタム・デスティネーション)
・モノフォニック、パラフォニック・モード(最大4ボイス)
・コード・モード:コード・シェイプをプログラムし、ワンキーで演奏可能
・スケール・クォンタイズ:設定したスケールに沿った演奏が可能
・25鍵、静電容量式キーボード(ポリフォニック・アフタータッチ対応)
・静電容量式タッチ・ストリップ
・視認性の高いOLED(有機LED)ディスプレイ
・強力なアルペジエイター:Up、Order、Random、Patternモード、Spice&Dice機能によるゲート・ランダマイズ
・64ステップ・シーケンサー:各プリセットに2パターン内蔵可能、各プリセットで4つのオートメーション・トラックを使用可能
・CV/Gate/Mod出力
・USB、Clock、MIDI入出力
・オーディオ出力:6.35mm(マスター)、3.5mm(ヘッドフォン)
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