ローランドのスマホ用ライブ配信ツール「GO:LIVECAST」と電子和太鼓「TAIKO-1」が「2020年度グッドデザイン賞」受賞

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ローランドのスマートフォン用ライブ配信ツール「GO:LIVECAST」と、電子和太鼓「TAIKO-1」が、「2020年度グッドデザイン賞」を受賞した。さらに、「GO:LIVECAST」は、受賞対象の中でも審査委員会により特に高い評価を得た「グッドデザイン・ベスト100」に選出された。

「グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)は、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組み。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加している。これまでの受賞件数は50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれている。2020年度の受賞結果は10月1日に発表。4,769件の審査対象の中から、国内外のデザイナーや建築家、専門家など、各分野の一線で活躍している94名の審査委員による厳正な一次・二次審査を経て、1,395件の「グッドデザイン賞」受賞が決定した。

■スマートフォン用ライブ配信ツール「GO:LIVECAST」(2020年1月発売)

今回「グッドデザイン・ベスト100」に選出されたスマートフォン用ライブ配信ツール「GO:LIVECAST」は、スマートフォンからのライブ配信に多彩な演出を加えて、動画のクオリティを上げることができるアイテム。アプリとコントローラーのセットとなっており、YouTubeなどSNSで動画配信を行う際に、カンタンな操作でタイトル画面やテロップ、効果音やBGMなどで演出することが可能。顔の映りをよくする「美肌フィルター」や、2台のスマートフォンのカメラ映像を切り替えるといった本格的な演出が楽しめる。日本最大級のライブ配信サービスで10~20代のユーザーに人気のライブ配信サービス「TwitCasting」(通称:ツイキャス)では、モイ株式会社との技術協力で、より安定した配信を実現している。

<審査委員の評価コメント>
「ライブ配信用のコントローラデバイスである。従来のような高価な機材システムを必要とせず、このデバイスと専用のスマートフォンアプリがあれば、一人でも手軽に工夫を凝らしたライブ配信が可能となる。シンプルなボタン操作で、テロップや効果音、動画やイメージ、もう1台のスマホを繋いでのカメラ切り替えなどの演出が可能となっており、またプロダクトとしてもそれらの機能がすっきりとコンパクトにまとめられている。これからの時代にますます重要性を増す「個人の力や創造性をエンパワーするプロダクト」として高く評価した。」

■電子和太鼓「TAIKO-1」(2020年12月発売予定)

グッドデザイン賞受賞の「TAIKO-1」は、太鼓ならではのダイナミックな音色変化と自然な演奏感を再現した、世界初の「担ぎ桶」スタイルの電子和太鼓。ローランドが長年の電子ドラムに関する研究で培った、独自技術やノウハウを応用し、太鼓芸能集団「鼓童」の協力を得ながら開発が進められた。ローランド独自のメッシュ素材の打面を採用し、高い静粛性を実現。太鼓練習の際に問題となりがちな音の大きさを気にすることなく、どこでも演奏を楽しむことができる。さまざまな太鼓の音色で演奏できるほか、本体を分解してコンパクトに収納でき、スムーズに持ち運べるのも大きな特徴だ。

<審査委員の評価コメント>
「和楽器を電子化したことは大きなチャレンジと言えるが、和太鼓の持つ幾つかの問題点は電子化することでしか解決し得なかったのではないかと思わせる出来栄えである。同じく和楽器の鼓(つつみ)を連想させる形状であるが、軽量化、分解・組み立てが容易で気軽に持ち運びできることを考えると必然の形と言える。伝統芸能の継承に大きな役割を果たすことに繋がるプロダクトである。今後の展開が楽しみである。」
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