AC/DCのエンジニア「詳しいことは知らされず、スタジオに呼び出された」

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AC/DCの長年のエンジニア、マイク・フレイザーが、AC/DCFans.Netのポッドキャストで、間もなく詳細が発表されると考えられているAC/DCの新作について語った。

彼は2018年夏、カナダ・バンクーバーのスタジオで、ブライアン・ジョンソン、フィル・ラッドと談笑する姿が目撃されたが、当初、何が行われるのか、誰が来るのかも知らされず、呼び出されていたという。

「このアルバムのために電話があった。でも詳細はなしだ。何もわからず、初日、スタジオに入った。何が起きるのか、バンドのラインナップはどうなのか、何も知らなかった。(当時)僕が知る限り、ブライアンとクリフはリタイア、フィルは自国(ニュージーランド)で問題を抱えていて、国外に出るのを許されているのかさえわからなかった。それで初日、スタジオに行ったら、まだバンドは誰も到着していなくて、テックたちが機材を運びいれセットアップしてるとこだった。彼らの1人に“何するか、知ってる?”って訊かれた。わからないって答えたら、“メンバーみんな、ブライアン、クリフ、フィル、スティーヴィーが揃ってる。彼らはロック・アルバムをまた作る準備ができてる”って教えてくれたんだ。ああ、すごい衝撃だった。素晴らしいサプライズだったよ」

アンガス・ヤングは、兄マルコムの具合が悪くなる前に彼と作っていたリフやアイディアを大量に持って、スタジオに現れたという。「彼は多分、数年前からアイディアを温めていたんだと思う」「彼は、ちょっとしたデモでいっぱいのスーツケースを持ってスタジオに来た」

メンバーがスタジオで目撃された直後、『Jam Magazine』は、新作はマルコムに捧げるもので、彼が生前レコーディングしていたリズム・ギターがフィーチャーされると伝えていた。

AC/DCは先週、「SHOT IN THE DARK」とのタイトルだと考えられている新曲のティーザーを公開した。

Ako Suzuki
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